末梢型ベンゾジアゼピン受容体(PBR)はストレスの指標として使われている。我々は健常人において、血小板 PBR の値および PBR 遺伝子多型が各個人の不安に対する感受性(特性不安)と有意に相関することを示した。この手法により、不安障害・ストレス障害に対するオーダーメード医療への道が拓けるものと期待される。
(吉井光信 末梢型ベンゾジアゼピン受容体遺伝子多型と特性不安との関連 p.33)