国民病ともよばれる花粉症を初めとしたアレルギー性炎症はどこまで分かったのか。ヒスタミンH1受容体の動態、責任細胞である肥満細胞と好酸球の役割,鼻炎モデル、そして抗ヒスタミン薬の臨床応用についての最新情報を紹介する.
(赤木正明 ミニ総説「アレルギー性炎症治療戦略の最前線―基礎から臨床まで―」序文 p.243)