好酸球はアレルギー性疾患において増加し、細胞内顆粒を放出することによって組織を傷害すると考えられてきたが、この認識は変化しつつある.本稿では,最近の知見をふまえ,アレルギー性炎症における好酸球増多機構と炎症部位での好酸球の役割について述べる。
(石原研治 アレルギー性炎症における好酸球の役割 p.265)