マウス由来のES細胞を用いたin vitro発生毒性試験法であるEmbryonic Stem Cell Test (EST法)は,EUを中心にヒトの発生毒性データとの高い相関性が確認され,その有用性が認められている.歯科生体材料をテストした結果に基づいて,医療機器の生物学的安全性試験法におけるEST法の有用性と課題について紹介する.
(今井弘一 動物実験代替法におけるES細胞利用の新しい展開 p.335)