参天製薬(株) 眼科研究本部
〒630-0101  奈良県 生駒市 高山町8916-16

当社の研究領域は眼科とリウマチ疾患であり,基幹事業である眼科薬の製品開発研究を担当している眼科研究本部は,1996年に大阪市束淀川区の本社研究所から別れて,自然豊かな関西文化学術研究都市に新たに開設した奈良眼科研究所に居を移しました.

眼科研究本部には現在約100名の研究員がおり,“息者ざんと,息者さんを愛する人たちの視点に立ち,QOLを改善する医薬品を世に出すことに意義と喜びをみいだす”を研究・開発理念として,日々チャレンジャブルな課題に挑戦しています.

限科薬の開発は,既に全身薬として開発されている薬剤の点眼剤への応用研究が中心であり,従って多くの眼疾患に関する薬効評価系や,点眼剤の製剤技術,動態評価,安全性評価など,点眼剤特有の技術基盤,研究基盤が重要となります.

眼科研究本部の組織は,‘緑内障”,“角膜・炎症疾息”,“網膜疾息”の3疾患領域グループと,“動態”,“DDS”の2機能グルーブで構成ざれており,“合成”,“製剤”,“安全性”については本社にある研究所でリウマチ薬の研究部門とその機能を共有しています.これら各研究グループ,研究部門が有機的な連携をとりながら,探索,導入,応用,開発研究に取り組んでいます.また,国内外の研究機関との共同研究により,幅広い研究活動を推進しています.

今年は米国の子会社から第1号の抗アレルギー点眼剤が承認・上市されましたが,眼科研究本部では今後もグローバルな新薬開発を目指して,これまでの導入研究に加え自社開発新薬の創製にもカを入れていきたいと考えています.

奈良眼科研究所は奈良先端科学技術大学院大学に隣接しており,また歴史豊かな観光名所にも恵まれた環境の中にありますので,薬理学会会員の皆様のご来所をお待ちしております.

(山内秀泰)

 

http://www.santen.co.jp/

 

 

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