(株)ツムラ漢方生薬研究所
〒300-1192茨城県稲敷郡阿見町吉原3586

弊社には創薬研究所,商品開発研究所およぴ漢方生薬研究所の3つの研究所があり,そのうち漢方生薬研究所は津村研究所1924年創設)を前身とする漢方薬の総合研究所です.

最寄り駅はJR常磐線荒川沖駅で,研究所のすぐ近くに東洋一の高さを誇る立像の大仏があり,良い目印になっています.現在,所員は90名で,弊社の企業理念である「漢方を科学する」のスローガンのもと,薬理,生薬およぴ製剤の3つの研究グループで漢方薬の研究を進めています.

漢方薬は,1976年の薬価収載以来,多くの医師,患者らに育まれ,最近では漢方医のみならず西洋医にも使用されるようになってきました.それとともに漢方薬の科学的な解明は不可欠なものとなって参りました.

薬理研究グループでは,それぞれの漢方処方の薬効の特徴や作用機序,とりわけ漢方薬と西洋薬(新薬)の作用の違いを明らかにする研究に力を入れております.漢方薬も新薬もそれぞれに特徴があり,医療の場では共存できるものと考えています.

生薬研究グルーブでは,生薬の栽培研究,漢方薬の有効成分の解明やパターン分析などを進めており,常に一定の効力を持った漢方薬を提供すべく努カを重ねています.

製剤研究グループでは,高齢社会に適応した服用し易い製剤や,より精度の高い品質試験法の研究に精力を傾けております.

高齢社会が進む中で漢方薬を通じ,一人でも多くの患者さんのお役に立てるよう所員一同努力しております.

所長 佐々木 博

文責:石毛 敦

http://www.tsumura.co.jp/japanese.htm

 

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