萬有製薬(株)つくば研究所薬理研究所
〒300-2611茨城県つくば市大久保3番地

当社の研究は,つくば研究所,開発研究所,技術開発研究所およぴ臨床医薬研究所の4研究所により行われています.

つくば研究所は創薬研究部門として1992年に新設され,現在は化学研究所,生物医学研究所およぴ薬理研究所の3研究所体制で,吉田光昭つくば研究所所長以下総数約260人の研究員が所属しています.

「息者さんのために」という企業理念のもとに,メルクグルーブの一員として優れた医薬品を迅速に開発できるように創薬の標的分子の探索,化合物の創製,最適化およぴ薬効の評価が,3研究所の研究員による密接な連携により行われています.

当初,つくば研究所の研究の中心は抗がん薬,循環器用薬およぴ抗生物質であり,その成果は新規抗がん薬あるいはエンドセリン受容体拮抗薬を生み出し,いずれも臨床試験を実施中でその効果に期待が持たれています.

薬理研究所(錦邊優所長)は創薬研究およぴ開発品,製品の薬理学的研究を行うことを目的として約60名が所属し,種々の動物モデルでの薬効の評価,薬物動態学的検討を行っています.

現在,薬理研究所では循環器,代謝(肥満,糖尿病)およぴ中枢領域での創薬を目指した研究が中心として行われています.研究領域は今後も医療現場のニーズに対応して,変化していくことが考えられます.

現在,研究者の平均年齢は30代前半と若く,柔軟な考えと情熱を持って日々の研究を遂行しており,今後,新規概念に基づく医薬品の創製を行うことを目指しています.

 

 

文責: 太田尚 e-mail: ohtahs@banyu.co.jp

http://www.banyu.co.jp/

 

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