三菱東京製薬(株)医薬総合研究所
〒227‐0033 横浜市青葉区鴨志田町1000番地)
所長 梅津 浩平、  副所長(かずさ地区) 前田 稔  

三菱東京製薬は1999年10月1日に発足しました.三菱化学と東京田辺製薬の合併と同時に三菱化学の100%子会社として分社化したものです.

今般新社発足一周年を期に研究所組織の再編・統合を図り,2000年10月1日に医薬総合研究所を発足させました.  

今回の再編・統合の特徴は横浜地区に探索研究機能を,また旧東京田辺の研究所であったかずさ地区(木更津市)に薬動安全性機能を集約した点にあります

横浜地区は創薬基盤研究所と4つの創薬研究所から構成されます.創薬基盤研究所はゲノム科学,HTS,分子設計などの共通技術,先端技術を担当します

4つの創薬研究所は三菱東京製薬の重点分野である精神・神経,循環・代謝,免疫・アレルギーの3分野と癌・ウイルス・消化器分野をそれぞれ担当します.

 横浜,かずさの両地区は医薬総合研究所の旗の下単一組織として一体運営されています.地理的な距離感を解消するため,シャトル便の連日運行,テレビ会議システムの導入,等の施策を実施しました.

創薬基盤研究所と各創薬研究所は協力していわゆるゲノム創薬に向けた体制を強化しつつあります.ベンチャーとの共同研究も積極的に展開中です.

研究効率化の点では薬効評価のHTSが定着した現在,かずさ地区の薬物動態研究所,安全性研究所は創薬基盤研究所と協力して薬動,安全性評価のためのHTSと取り組み成果を上げつつあります.

研究所組織の再編・統合により旧三菱化学と旧東京田辺の研究者の英知と経験が正に融合し,21世紀の新たな創薬に挑戦する体制が整いました.

(研究調整部長 門脇修一郎)

(e‐mail: 1505798@mitsubishi‐pharm.co.jp)

http://www.m-kagaku.co.jp/index.htm

 

(かずさ地区)

(横浜地区)

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