グラクソ・スミスクライン・グループは，共に１００年以上の歴史を持つ英国グラクソ・ウエルカムとスミスクライン・ビーチャムとの合併により昨年１２月に誕生致しました．

筑波研究所は，英国，米国及びイタリアなど世界各国に置かれたグループの研究拠点の一つであり，筑波山に程近い筑波北部工業団地内に１９９１年に開設されました．

３万ｍ2を超える敷地にある研究所は，研究棟，動物棟，RI棟及び管理棟より成り，総勢約１１０名のスタッフが活動しています．部門としては，創薬にかかわる研究本部と前臨床開発本部の一部があります．研究本部には，生物科学，薬理及び化学の各研究部門に加え，臨床遺伝学研究部門が設置され，各国の研究所と密に連携し活発な創薬及び遺伝子研究を行っております．

一方，前臨床開発本部としては代謝分析部門があり，本社，栃木及び群馬県にある工場・研究所と協力しつつ活動しております．

　「起業家精神の尊重と絶えざる革新性の追求により目標を達成すること」が，私たちの精神の一つです．研究に基盤を置き，世界をリードする製薬企業の一員として，国内はもとより世界中の人々のquality of lifeの向上に貢献できる様，研究員一同力を合わせて研究に取り組んでおります．

（鈴木　巖）

http://www.glaxosmithkline.co.jp/cgi-bin/press/index.cgi