わかもと製薬(株)相模研究所
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〒258‐0018 神奈川県足柄上郡大井町金手378番地 所長 江連 洋治
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弊社は「強力わかもと」のイメージが強いのですが,医療用医薬品の開発にも注力し,現在は医療用と一般薬を販売しております. 当社の研究所は,神奈川県西部に位置し,鮎の遡上で有名な酒匂川のほとりにあり,富士が間近に見える恵まれた環境にあります.現在,研究所は薬理,合成,生化学,醗酵,製剤とヘルスケア研究室の6研究室から成っており総勢70余名で構成されています. 研究所の運営は,各研究室の特徴を生かした基礎的,探索的テーマの推進と,研究段階に応じた研究室横断的プロジェクトにより効率的な開発研究を行なう柔軟な体制により行っています. 研究テーマは,眼科領域全般について,特に熱応答性ゲル基剤を応用した持続的な作用を持つ点眼液関係のテーマが多くなっています.また,消化器系領域や,特徴ある体外診断薬に関するテーマ等についても開発研究を行っております. さらに,「強力わかもと」によって培われた培養関係の蓄積された技術を駆使し,有用な乳酸菌の探索とそれを応用した製品の開発も合わせて進めております.これらのテーマ推進のため,大学との共同研究も積極的に行っております. 研究所長の「企業研究を通して社会に貢献しよう」という方針に基づき,高齢化が進む中で,人々の健康で豊かな生活に貢献できる医薬品の開発を目指し,研究所員一人一人がそれぞれの役割を自覚し,研究を遂行しております. (松川英彦,e‐mail: h.matsu@wakamoto‐pharm.co.jp) 江連所長と薬理研究室スタッフ |