パナファーム・ラボラトリーズ薬理研究部
 研究本部長 飯塚宏美

パナファーム・ラボラトリーズは医薬品を中心とした非臨床試験の総合受託機関で,研究本部の下に代謝薬理研究所,安全性研究所および生化学研究所を擁しています.

薬理研究部は代謝薬理研究所に所属し,主に医薬品の安全性と有効性に関する薬理試験を実施しております.室員は総勢28名と小所帯ですが,研究所間の連携を密にして幅広い試験業務に対応出来ることを特徴にしています.

安全性に関しては安全性薬理試験をGLP 準拠で実施しております.有効性に関しては中枢神経系,循環器系,呼吸器系および炎症アレルギー系と多岐に亘っており,中でも遅発性喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD),脳虚血などのモデル動物を用いる薬効薬理試験には多数の実績を有しております.

最近では神経過敏症や遅発性鼻炎に関する薬効評価系にも取り組み,成果の一部は日本薬理学会などで公表しております.今後は,行動薬理や血液系についても展開する予定にしていますので,日本薬理学会会員の皆様にはご指導,ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます.

弊社研究所は,阿蘇・久住国立公園と雲仙・天草国立公園との中間に立地していますので,観光の序でにお立ち寄り戴ければ幸いです.最寄りの駅は,JR 鹿児島本線の熊本駅より鹿児島方面に向かって2つ目の宇土駅です.

薬理研究部 直弘  e-mail: atai@panapharm.co.jp

代謝薬理研究所玄関前にて

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