九州歯科大学 歯科薬理学講座
〒803-8580 北九州市小倉北区真鶴2-6-1 黒木 賀代子 教授

1964年に当大学が学科目制から講座制に切り替わったのに伴い,歯科薬物学講座が誕生しました.1989年に黒木賀代子教授が二代目の教授として就任し,講座名も現在の歯科薬理学講座と改めました.

スタッフは黒木賀代子教授,大住伴子助教授,東泉助手,古賀裕紀子助手,久保田親子研究補助員,特別研修員1名,基礎配属の学生5名からなっています.研究テーマは,第一に,歯学部における薬理学ということを考慮に入れて,従来から歯科用製剤の薬理作用や毒性について研究を行なっています.

この研究に関しては,薬理的研究施設を持たない歯科の製薬会社数社から依頼を受け,新しい歯科用薬剤の開発などに取組んでいます.第二は,歯科用薬剤や歯科材料によるアレルギー発症に関する研究です.

第三は,有機溶剤の中枢神経系に及ぼす影響に関しての研究です.教育面においては,学部学生に対する歯科薬理学の講義および実習,また,附属の歯科衛生学院の薬理学の講義を担当しています.

今,歯学部の学生教育は,CBT やOSCE の実施に伴い,大きく変化しようとしています.当講座の学生教育も,臨床教育を見据えた教育に変化しつつあります.去る11月22日に第55回日本薬理学会西南部会を主催させていただきました.

少人数の講座ながら,当日は沢山の会員の皆様の御出席,御協力を頂き,無事終了させることが出来,感謝しています.

大住伴子 e-mail:t-ohsumi@kyu-dent.ac.jp

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