秋田大学医学部薬理学講座
〒010-8543 秋田市本道1-1-1  飯島 俊彦 教授

秋田大学医学部は秋田市の東方に位置し(車で約10分),昭和45年4月に開学しました.当初は,冬場ともなると地吹雪が吹き荒れる田んぼのまっただ中にあり,そんな中で教官・学生共に建学の精神を培ったと聞いています.今では,近隣の土地も随分にぎやかとなり,田んぼに代わって道路・住宅地・デパート・飲食店など,都市化が急速に進みつつあります.


さて,薬理学講座は,医学部基礎棟の5階(最上階)にあります.南側の窓からは遠く山形県との県境にある鳥海山を眺め,四季の移り変わりを感じることができます.ちなみにこの原稿を書いている今日現在(11月下旬),鳥海山はすっかり雪景色です.当講座は昭和46年に故中井健五先生を初代教授として開設され,平成2年より飯島俊彦先生が二代目教授として教室を主宰しております.

主な研究テーマは,1)血管内皮細胞容量性Ca2+ 流入チャネルの分子電気薬理学的解析,2)クロライドチャネルモジュレ−タ−(新しい作用機序による抗高血圧・抗狭心症薬)の開発,3)洞結節細胞の自動能機序および薬物による心拍リズム制御,4)遺伝子改変マウスを用いた,電位依存性カルシウムチャネルの構造機能解析,などです.

教室員は教授・助教授を含めて教員4名と大学院生1名,技官1名,事務員1名とこじんまりした所帯ですが,電気生理学的および分子生物学的手法を駆使し,循環薬理を中心とした研究を展開しております.秋田大学医学部は来年度から大講座制に移行します.それに伴い,現薬理学講座は機能制御医学講座に組み込まれ,情報制御学分野および実験治療学分野を担当することになります.どうぞよろしくお願いいたします.


昨年の9月19日,20日に第53回日本薬理学会北部会を主宰させて頂きました.秋田ではほぼ四半世紀ぶりとなる北部会に,遠路から多くの方々に参加して頂きました.この場を借りてあつく御礼申し上げます.
秋田にお出での際には,是非ともおたずねください.

昨年の9月19日,20日に第53回日本薬理学会北部会を主宰させて頂きました.秋田ではほぼ四半世紀ぶりとなる北部会に,遠路から多くの方々に参加して頂きました.この場を借りてあつく御礼申し上げます.


秋田にお出での際には,是非ともおたずねください.

尾野恭一 e-mail: onok@med.akita-u.ac.jp 

ホームページ:http://www.med.akita-u.ac.jp/ ̄yakuri/Default.html


 

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