1956年昭和医科大学第二薬理学教室(上條一也教授)が開講され,1964年に昭和大学への改称により,昭和大学医学部第二薬理学教室となりました.1983年より後任として安原一教授が主宰しています.
研究室は医学部基礎系研究室,歯学部基礎系研究室,薬学部生物系研究室が一つの建物で,しかも同系研究室は同じフロアのため,薬理系研究室は同じフロアに集中し,教育・研究などに大変便利です.
現在,教室員は安原一主任教授,内田英二教授,荒井裕一朗助教授,倉田知光講師,中西孝子講師,西村有希助手,内田直樹助手,岩瀬万里子研究補助員,客員教授4名,兼任講師5名,学位を目指す特別研究生11名,大学院生11名からなり,それに卒業研究の薬学部4年生数名が加わります.
研究課題は 臨床薬理学全般, 臨床薬理試験,臨床試験および医学研究, 老齢者を対象とした臨床薬理学, 薬物代謝および薬物相互作用とそれらの遺伝的関連,
神経精神疾患におけるMAO の生化学的薬理学, 酸化ストレスと抗酸化剤の種々疾患との関連, 神経精神疾患モデルでの行動薬理学, 光の波長と網膜組織への影響ならびにこれに対する種々薬物の効果について眼科との連携による眼薬理学などと多方面にわたっております.
また,忘年会など年に数回の集まりでは開宴前に安原教授の好きなスポーツの1つであるボーリング大会が必ず行われます.安原教授は毎回結構な成績です.
10月4日の第109回日本薬理学会関東部会に引き続き,12月11,12日には第24回日本臨床薬理学会年会をパシフィコ横浜で開催し,会長を務めます.(荒井裕一朗)
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