理事長挨拶

理事長就任のご挨拶(2012年7月)

理事⻑就任のご挨拶 新しく理事⻑を仰せつかりました⼤阪市⽴⼤学⼤学院医学研究科分⼦病態薬理学の岩尾洋 です.会員の皆様⽅には今年の4 ⽉から2 年間,よろしくご協⼒お願いいたします.

⽇本薬理学会は,松⽊則夫前理事⻑のもとで本年1 ⽉4 ⽇から新たに公益社団法⼈として 発⾜しました.その定款に掲げられました⽬的である「薬理学に関する学理及び応⽤の研 究についての知識の普及,会員相互及び内外の関連学会との連携協⼒を⾏うことにより, 薬理学の進歩を図り,もってわが国学術⽂化の発展に寄与する」ことを理事会の⽅針とい たしております.特に薬理学は創薬科学の基盤であり,統合的な学問である薬理学のアイ デンティティを確⽴し,⽇本薬理学会を医学,薬学と製薬企業のインターフェイスとして 捉えます.サイエンスのレベルを⾼め魅⼒的な学会にすることを,年会活動と雑誌刊⾏に よって具現していくという成宮周元理事⻑⽅針を継承し,学会運営に努めたいと考えてお ります.

しかし,本年3 ⽉に京都(⾚池昭紀会⻑)で開催されました学術評議員会・通常総会でのご 報告にありましたように,財政的視点から事務局体制と編集業務に関する⾒直し,さらに 理事会に関する問題点が指摘されました.⽇本薬理学会は公益社団法⼈として,適正な運 営下に学会活動を遂⾏することが求められています.学会活動の継続と発展には健全な財 政状況の維持を常に図ることが,法⼈として担保すべき重要事項です.平成18 年度理事 会報告の「⽇本薬理学会の事務局体制のあり⽅についての検討報告」にてすでに周知され たことではありますが,財政的視点から事務局業務と出版業務に関して再度検討を要する ことであります.また同時に,理事会に関わる問題点を検討する必要もあります.これら の点を今期理事会が取り組むべき重要課題と認識しております.

そこで,今期理事会は,本会の置かれている現状と今後に予測される状況を再検討し,こ れらの諸問題についての検討を最重要項⽬として本年度に中⻑期的視点から対応策を策定 し,次年度から実⾏することを⽬指します.会員の皆様には今後ともご協⼒をお願いいた しますと共に前向きで積極的なご意⾒をいただければ幸いです.

岩尾洋 ⼤阪市⽴⼤学⼤学院医学研究科

公益社団法人日本薬理学会