日薬理誌第144巻第2号 2014年8月

アゴラ
薬理学を学び，いかにして社会に貢献できるのか？
中村一基 --- 49

特集：糖尿病・代謝性疾患の新規治療薬創製を目指した研究戦略
序文
武内浩二，石井伸一 --- 51

小胞体ストレスとβ細胞死
β細胞死の抑制を目指した創薬アプローチ
原　　崇，浦野文彦 --- 53

GPR40/FFAR1アゴニストの薬理作用
新規糖尿病治療薬GPR40/FFAR1選択的アゴニストFasiglifamの研究開発
辻畑善行 --- 59

胆汁酸吸着剤の血糖低下・体重低下作用機序
新規代謝性疾患治療薬としての胆汁酸吸着剤の新たな可能性～ヒト臨床データを活用した研究戦略～
杉本佳奈美 --- 64

創薬に向けた新たなNASH動物モデルの開発
肝代謝疾患である非アルコール性脂肪肝炎（NASH）の創薬アプローチ
須藤正幸，松本雅彦 --- 69

受賞講演総説
mGluR機能の可視化と探索
代謝型グルタミン酸受容体シグナリングの可視化解析
大久保洋平 --- 76

総説
口腔の短鎖脂肪酸研究でみえてきたこと
嫌気性菌代謝産物・酪酸の組織為害作用とエピジェネティクス
落合邦康，落合（栗田）智子 --- 81

創薬シリーズ（7）オープンイノベーション（16）
富士山麓から世界を目指して
ファルマバレープロジェクト
中西隆之，曽我俊幸，植田勝智 --- 88

キーワード解説
コンピューターシミュレーションによる動物実習の代替
大池正宏 --- 95

最近の話題
Runx2研究の新展開
宝田剛志 --- 98

リレーエッセイ
他人の土俵で相撲をとる
神名祥史 --- 99

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