日薬理誌第149巻第4号 2017年4月

アゴラ
「一期一会」と「冒険」
平藤雅彦 --- 145

特集：中枢作用薬の開発効率化を目指した製薬企業各社の取り組みについて
序文
劉　世玉，山田久陽 --- 147

バイオマーカーを利用した中枢作用薬の成功確率向上への取り組み
勝又清至 --- 148

中枢作用薬の開発効率化を目指した取り組み
―ヒトでの遺伝学的および病因に関する生物学的検討に基づいた創薬研究開発―
檜杖昌則 --- 154

中枢作用薬の成功確率向上への取り組み―PDE10A阻害薬の開発について―
木村温英 --- 160

受賞講演総説
中枢末梢連関の理解に向けた生体電気信号の網羅的解析
佐々木拓哉 --- 167

実験技術
脳透明化技術の現状と今後の発展―ScaleS法に焦点を当てて―
日置寛之，濱　　裕，孫　在隣，黄　晶媛，並木香奈，星田哲志，黒川　裕，宮脇敦史 --- 173

創薬シリーズ（8）創薬研究の新潮流12
高質な化合物ライブラリーの設計とオープンイノベーション
山野邊進，川元　博，大嶽憲一 --- 180

最近の話題
サルコペニア発症メカニズムと創薬の可能性
坂本多穗 --- 186

書評
危険ドラッグの基礎知識
川西　徹 --- 187

リレーエッセイ
学生時代を振り返ってみて
矢吹　悌 --- 188

新教授紹介
189頁　　　　 田井中一貴

前綴込　　　祝：日本学術振興会　育志賞受賞，会員へのお知らせ
表2対向　　 執筆の手引き
表3　 　　　　役員一覧