日本薬理学雑誌: UCSD
University
of California, San Diego, |
San Diego, La Jolla, California 92093, USA |
昨年の6月から橋本敬太郎先生が教授を勤められている山梨医科大学薬理学教室からカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)に留学しております。 サンディエゴはカリフォルニア州の南の端、メキシコ国境沿いに位置する都市です。サンディエゴ、その名前を聞いて「メキシコのどこか?」とお思いになる方も、きっと私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか?実際、スペイン語は「英語が駄目ならスペイン語?」と押し売り電話で言われるほど一般的です。 サンディエゴのアメリカ人の多くも簡単なスペイン語は話せるようです。また、気候は非常に温暖で、ありとあらゆるスポーツ・サーフィン、ゴルフ、テニス、クライミングなどが楽しめますし、また、意外なことにスキーも楽しめるようです。車を運転していると気球が浮いているのを見かけます。私もテニスをしたり、大学院生とクライミングに行ったりと楽しい時間を過ごしております。治安も思っていたよりも格段に良く、特に大学のあるLa Jolla地域は夜の散歩も平気なくらいです。軍港があるように軍隊の影響が大きいとの意見もあるようです。
他には、Rhoシグナルの心血管系での役割やastroglial cells での役割、 Ca2+/calmodulin-dependent protein kinase IIトランスジェニック動物の解析やsphingosine 1-phosphateノックアウト動物を用いてのsphingosine 1-phosphateの心血管系の役割の解明、といった研究が行われております(HP:http://medicine.ucsd.edu/pharmaco/jhbrown.html をご参照下さい。薬理デパートメントはhttp://medicine.ucsd.edu/pharmaco)。 他には、Rhoシグナルの心血管系での役割やastroglial cells での役割、 Ca2+/calmodulin-dependent protein kinase IIトランスジェニック動物の解析やsphingosine 1-phosphateノックアウト動物を用いてのsphingosine 1-phosphateの心血管系の役割の解明、といった研究が行われております (HP:http://medicine.ucsd.edu/pharmaco/jhbrown.html をご参照下さい。 薬理デパートメントはhttp://medicine.ucsd.edu/pharmaco)。 In vivoでの生理パラメーターの測定や病態モデル実験から、ウエスタンやノーザン、免疫染色、DNAマイクロアレー、サブクローニング-アデノウイルスを用いてのin vitroの実験まで、解明すべき問題へのアプローチは非常に多面的であり、勉強すべきことが山積している状態です。
宮本 重規
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