日本薬理学会について

理事長からのメッセージ(2003年6月)

薬理学会会員の皆様には、ご健勝のことと存じます。年会以降のご報告をいたします。

 春の近畿部会、関東部会もそれぞれ福井医科大学の村松先生、東京歯科大学の川口先生が主催され、学術的にも、会員の懇親を深める意味でも有益な会をしていただきました。また初代理事長の遠藤實先生が、6月に学士院賞を授与され、薬理学会としても大変名誉なこととお祝い申し上げました。
 本年夏の東南アジア西太平洋薬理学会が、韓国プサンで開催されます。山形大学の遠藤政夫先生が最高責任者ですので、海外旅行の危険な折ではありますが、是非多くの御参加をお願いいたします。また国際薬理学会から、International Union of Pharmacology(IUPHAR)をInternational Union of Basic and Clinical Pharmacologyと名前を変更してはどうかとの提案があり、9月に代議員の投票を行う事になっております。皆様のご意見をお待ちしますが、特に異存がなければ賛成しようと思っています。
 今期の理事会も2年目に入り、常置委員会の開催を受け、理事会を6月末に予定しております。財政や編集・出版などに難問もありますが、新しくなったJournal of Pharmacological SciencesもやっとCurrent Contentに載りましたので、リプリントの請求も増えると思います。これからは投稿された論文で質の向上が問われる段階になりました。また事務局の将来像も検討しております。会員の皆様が今後改善する事になっておりますこのホームページを通して、どんどんご意見を下さることを期待しております。


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