日本薬理学会について

理事長挨拶(2003年12月)


社団法人 日本薬理学会理事長
山梨大学医学部 教授

橋本 敬太郎

年の瀬も迫ってまいりましたが、会員の皆様方にはご健勝のことと存じます。このホームページが刷新されたのに、お気づきだったでしょうか?English Versionをクリックしますと、英語ページが開くようになりました。外国との交流にも役立てばと期待しております(注)

この数ヶ月のご報告を申し上げます。
最近になり名誉会員の藤井儔子、赤羽治郎先生が亡くなられました。藤井先生の多感な繊細なお人柄が先生のエッセイ集「夢追いの記」(東京図書出版会)を読んで偲ばれます。また慶応の西本征央教授が47歳の若さで亡くなられました。残念です。
学会活動としては、全ての地方部会に出席いたしました。それぞれの部会長のもと、薬理学会の高い活動ポテンシャルを感じました。日本学術会議が第19期に入り、真崎先生のもと、薬理学会からは遠藤実、遠藤政夫、木村純子、倉智嘉久先生と私が薬理学研連の委員となりました。日本学術会議のシステムが変革し、科学研究費の制度も変わる時期ですが、活動に期待したいと思います。
12月13日に理事会が開かれ、2006年の年会は関東部会の三品先生にお願いすることになりました。また懸案の事務局の改革については、2009年までには事務局を東京方面に一本化すること、職員の採用は学会の財務にこれ以上の負担はかけないが、従来の事務能力を低下させないソフトランデイングを目指すこと、電子ジャーナル化波の中、編集業務を見なおし、Journal of Pharmacological Sciences(JPS)の編集長を6年くらいの単位でやっていただく新しい制度を導入する、ホームページと日薬理誌のブルーページを広報委員会業務にすることなど、次期の理事会への道筋を決定しようと思っています。
また今期理事会で新たに設けたJPSの冊子を取らない会費制度の為に、JPSの発行部数が激減し、雑誌としての評価が低下する恐れが生じました。特に評議員の先生方には、冊子購読の再開を強くお願いいたします。来年早々の会費納入時から、冊子を受け取らなくても負担していただき、その分を海外への寄贈にするオプションも考慮中ですので、よろしくお願いいたします。
以上ですが、ご意見などお寄せいただくことを希望しています。

平成15年12月末
橋本敬太郎

(注) 新ホームページへ移行作業中です。年内にはごらん頂けることと思いますので、もうしばらくお待ちください(ホームページ担当者)。


理事長へのメールは下記アドレスまで
keitaroh@yamanashi.ac.jp

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