年会優秀発表賞
第79回日本薬理学会年会における優秀発表賞受賞者は以下の通りです(敬称略).
本年会の優秀発表賞は一般演題の口頭発表を対象とし,応募者数は99名でした.次頁に示します52名の審査員による厳正なる審査の結果,11名の受賞者が選出されました.受賞者は年会懇親会に招待され,授賞式において三品昌美年会長から,賞状と副賞,記念品を贈呈されました.
優秀発表賞の選出におきましては,賞等選考委員会委員長と年会長が密接に連絡を取り,審査員の選出,選考基準の選定,選考方法などを決定しました.また,審査員の先生方にはご専門以外の演題の審査をお願いした場合もあり,大変なご苦労,ご不便をおかけいたしましたが,献身的かつ真摯に審査に当たっていただきました.ここに厚く御礼申し上げます.
賞等選考委員会委員長 唐木 英明
第79回日本薬理学会年会長 三品 昌美
3月8日発表
- O1E2-4 長谷川 茂雄(九州大院・薬・薬効解析)
- 神経因性疼痛モデルラットの感覚神経における細胞質型ホスホリパーゼA2の活性化
- O1F2-2 藤田 護(北里大・医・整形外科)
- アンジオテンシンAT1a受容体ノックアウト骨髄細胞移植による腫瘍血管新生および腫瘍増殖の抑制
- O1G1-1 橋本 泰明(熊本大院・薬・遺伝子機能応用)
- CFTRの細胞内輸送における生体膜リン脂質の役割
- O1E3-5 古谷 和春(東京大院・医・細胞分子薬理)
- 代謝型グルタミン酸受容体を介したイノシトール三リン酸産生は小脳平行線維‐プルキンエ細胞間シナプス前機能を維持するために必須である
- O1E5-1 辻野 なつ子(筑波大院・ 人間総合・分子薬理)
- コレシストキニンによるオレキシン神経の活性化
- O1F5-1 黒川 洵子(東京医歯大・難研・生体情報薬理)
- エストロゲンによるQT延長のメカニズム
- O1G4-4 前畑 洋次郎(神奈川歯大・生体管理医・薬理)
- ヒト骨芽細胞におけるビタミンDのI型コラーゲン合成を介した分化制御機構の解明
- O1H5-4 山野 和也(協和発酵・医薬研究センター・抗体部門)
- アデノシンA3受容体ヒト化マウスの作製と評価
3月9日発表
- O2E2-3 山田 真吏奈(慶應大・医・薬理)
- アルツハイマー病関連神経毒性に対するコリベリンの治療効果
- O2F2-4 平田 拓(杏林大・医・薬理)
- 脳及び腎臓に発現を示す新規有機アニオントランスポーターOAT9の分子同定と機能解析
- O2G2-3 安東 嗣修(富山大・薬・薬品作用)
- マウスにおいてトロンボキサンA2受容体の活性が痒み関連動作を誘発する
審査委員リスト(○セッション別審査委員長、五十音順、敬称略)
○赤池 昭紀(京都大院・薬) | 谷口 隆之(京都薬大) |
石井 邦雄(北里大・薬) | 玉置 俊晃(徳島大院・ヘルスバイオサイエンス研) |
稲垣千代子(関西医大) | 土肥 敏博(広島大院・医歯薬) |
植田 弘師(長崎大院・医歯薬) | 中木 敏夫(帝京大・医) |
牛首 文隆(旭川医大・医) | 中谷 晴昭(千葉大院・医) |
○遠藤 仁(杏林大・医) | 鍋島 俊隆(名古屋大院・医) |
○遠藤 政夫(山形大・医) | 丹羽 正美(長崎大院・医歯薬) |
岡村 富夫(滋賀医大) | ○芳賀 達也(学習院大・理) |
小川 靖男(順天堂大・医) | 萩原 正敏(東京医歯大・難研) |
小野寺憲治(岡山大院・医歯薬) | 樋口 宗史(新潟大院・医歯) |
金井 好克(杏林大・医) | 尾藤 晴彦(東京大院・医) |
金子 周司(京都大院・薬) | 平田 雅人(九州大院・歯) |
鎌田 勝雄(星薬大・医薬研) | 福永 浩司(東北大院・薬) |
上崎 善規(大阪大院・歯) | 古川 哲史(東京医歯大・難研) |
亀井 淳三(星薬大) | 馬嶋 正隆(北里大・医) |
○唐木 英明(日本学術会議会員) | 松田 敏夫(大阪大院・薬) |
川崎 博己(岡山大院・医歯薬・臨床薬学) | 宮田 篤郎(鹿児島大院・医歯) |
○川島紘一郎(共立薬大) | ○宮本 英七(早稲田大院・理工) |
○工藤 佳久 (東京薬大) | 村松 郁延(福井大・医) |
五嶋 良郎(横浜市大院・医) | 柳澤 輝行(東北大院・医) |
小林 真一(聖マリアンナ医大) | 柳原 延章(産業医大・医・薬理) |
崎村 建司(新潟大・脳研) | 矢部 千尋(京都府医大院・医) |
○佐藤 公道(奈良先端科学技術大学院大) | 大和谷 厚(大阪大院・医) |
鈴木 勉(星薬大・薬) | 山本 健二(九州大院・歯) |
田中 利男(三重大院・医) | ○吉岡 充弘(北海道大院・医) |
田邊 勉(東京医歯大院・医歯) | 渡辺 康裕(防衛医大) |