お知らせ

2002年7月12日掲載 
Jpn J Pharmacol の再生・活性化を目指して

編集委員長 岡 部  進

 会員の皆様もご存じの通り、編集委員会は、JJPのレベルアップ・国際化・IF値上昇を目指し、論文賞の創設・海外Editorの設置など何期にも亘り努力を重ねてきました。また、JJP掲載論文の内容はかなり高いレベルであるにも拘わらず、残念なことに未だにEur. J. Pharmacol. (2000年IF 2.2)等のIF値の高さにも到達できていません(2000年1.3)。このまま見過ごすならば本会の顔であり、表看板である英文誌の将来への展望は極めて暗いと言わざるを得ません。
 この危機感の下に、今期委員会はJJPを名実ともに一新するために、雑誌の再生・活性化を全力で行う決意をし、抜本的改革を実施することを決めました。
  (1)誌名を変更し、幅広い分野から論文を受け入れやすくする
  (2)IF値2.0を当面の目標とし、会員諸氏の積極的な論文の投稿および引用を呼びかける 
  (3)理事・監事・常置委員会委員は、年1報以上積極的に投稿する
  (4)On line journalの認証を完全に解除し、世界中の研究者に掲載論文のフリーアクセスを可能にする
  (5)審査員(国内2名、海外2名くらい)を指名制とし、審査員の1名は海外の学者に依頼する
  (6)審査コメントは審査員の国内・国外を問わず全部英語とし、簡潔明瞭、建設的な査読とする
  (7)International Advisory Boards を増員(含む韓国、中国など)
  (8)投稿・審査・出版の期間を短縮するためWEB投稿システムを可及的早急に構築する

6/15第1回編集委員会、京都.
前列左: 宮崎、岡部、今泉
後列左: 大熊、重信、後藤、北村、甲斐
欠席: 大泉、岡村

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