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平成27年度第4回理事会報告

日 時:平成27年12月12日(土) 13時〜16時30分
場 所:トラストシティ京橋4階「STUDIO 1」(東京都中央区)
出席者:理事長,理事17名,監事2名,オブザーバー3名

議 事

  1. 前期から取り組んできた財政の立て直しが平成27年度の黒字決算で達成される見込みとなったことから,今期理事会運営方針である1)会員数及び年会参加者数の確保と年会の国際化により薬理学会の更なる活性化を目指すこと,2)WCP2018組織委員会との連携でWCP2018成功に向けての準備及び国際化対応を進めること,に基づく平成28年度の事業計画案が承認された.平成28年度予算は,収入が平成27年度予算額より約678万円増加の約1億7,450万円,支出は平成27年度予算額より約193万円増加の約1億6,890万円となり,収支差額約551万円の黒字予算編成となった.定款第45条により,本事業計画及び収支予算書を事業年度開始の前日(平成27年12月31日)までに,内閣府に提出することを承認した.
  2. 第91回年会長をWCP2018大会長に併任してもらう前回理事会での方針決定に基づき,第91回日本薬理学会は「特別年会長」の呼称を使用することとし,特別年会長に成宮 周教授を決定した.
  3. WCP2018京都大会開催後も日本薬理学会のプレゼンスを維持し,国際対応を中長期計画のもとに推進していく目的で設立する「国際対応委員会」の運営について定める国際対応委員会規定制定案,名誉会員推薦規定第2条第1号b)「薬理学及び本会の発展に功績が顕著である者」の運用基準2.(1)号を「理事,監事または年会長を経験した者」とする名誉会員推薦規定運用基準変更案,選挙の投開票及び集計を完全電子化し,投開票及び集計の効率化と費用負担の軽減を図る目的の代議員選挙実施規定変更案及び役員等選挙実施規定変更案を承認した.
  4. 平成28年度会費からシニア会費の適用を希望する申請者21名全員にシニア会費を適用することを承認した.
  5. 平成28年度に就任する名誉会員候補者12名,永年会員候補者1名を平成28年度の総会に推薦することを承認した.
  6. JPS優秀査読者賞の創設及びその運営規定が承認されたことを受けて,規定に基づき5名を優秀査読者賞受賞者に決定した.
  7. 江橋賞選考委員会答申に基づき,第9回江橋賞受賞者を決定した.
  8. 賞等選考委員会答申に基づき3名を第31回学術奨励賞受賞者に決定した.
  9. 平成28年度の薬理学振興助成事業として,1)新薬理学セミナー,2)市民公開講座,3)ダイバーシティランチョンセミナー,4)第89回年会特別講演の日英同時通訳,5)第89回年会キャリア形成セミナー,6)第89回年会講演の動画配信,の6件を承認した.
  10. 平成27年5月1日から11月30日までの新入会希望者351名全員の入会を承認した.
  11. 会員管理業務を外部委託する場合と学会事務局内で行う場合の費用を平成27年度予算で比較・検討した結果,2019年(平成30年)に事務局存廃を決定するまでの4年間だけでも会員管理業務を学会事務局内で行うことでかなりの費用の削減が見込まれるため,会員管理業務を行うアルバイト職員の雇用を検討することを決定した.
  12. 平成28年度の選挙から,選挙全面電子化投開票システムを導入するにあたり,選挙費用の試算を行った.システム導入時のソフトウェア取得費用は5年で均等償却するため単年度の負担は約10万であり,その他の選挙費用と合わせても役員選挙年のほぼ半額の50万円程度であるため,財務の観点からも導入に問題がないことを確認した.部会要旨集を電子化し,印刷費用の削減を図る提案については平成28年度の開催部会で試行してみることを承認した.(部会参加登録費の電子決済は,次年度以降の採用となった.)

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