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平成28年度第5回理事会報告

日 時:平成28年7月8日(金) 13時〜17時
場 所: ステーションコンファレンス東京「605A」(東京都千代田区)
出席者:理事長,理事14名,監事1名,オブザーバー2名

【議事】

  1. 理事長・常務理事会提案を以下のとおり承認した.
    • 今泉総務委員長を理事長代行とする.
    • 事務局の在り方については理事長,総務委員長,財務委員長,前理事長,副理事長の5名によるワーキングで検討を行い,12月の理事会に検討結果を報告する.
    • 平成30年度の総会は3月に関東部会との同時開催とする.開催場所は多くの参加者を見込むことができる交通の利便性の高い場所とする.
    • 選挙の在り方については,平成28年度の選挙実施後,次回選挙までの間に会員の意見を聴取しながら検討することを次期へ申し送る.
  2. 三つの規則の変更案を承認した.
    1. 役員等選挙実施規定,代議員選挙規定変更案は,平成28年度より選挙の投開票を全面電子化することに伴い,選挙権者,被選挙権者の確定に関わる変更である.アンダーラインは変更箇所.
      • 役員等選挙実施規定
        第7条 第5条に基づき役員候補者被選挙権者を推薦できる者は,推薦投票公示日の前月1日において当該部会に所属する学術評議員とする.
      • 代議員選挙規定
        第6条 代議員選挙の投票有権者は,選挙公示日の前月1日において当該選挙区に所属する正会員とする.ただし,理事は,投票権を行使できない.
    2. 慶弔に関する取扱い規則に「ノーベル賞受賞」「学士院賞受賞」「叙勲受章」を慶事の原則とする別表を追加するが,その他の受賞についても本基準に準じて対応する.
    3. COI申告書記載内容の判定は,総務委員長と総務委員長が指名する委員の2名で行う.海外からの入会申請に対する入会可否の判定は,総務委員長と編集委員長の2名で行う.
  3. 内閣府実地検査による指摘事項への対応として以下が承認された.
    • 謝金の支給基準及び海外からの招待講演者等の旅費基準の作成については年会会計運用規則を変更して対応する,副賞賞金額である江橋賞50万円,学術奨励賞10万円/件,Journal of Pharmacological Sciences優秀論文賞5万円/件,年会優秀発表賞1万円/名を,各賞規定の附則にそれぞれ明記する.2018年の国際薬理学会の講演謝金は,本変更に関わらず国際薬理学会の基準を優先する.
    • 公益目的事業の黒字額解消策として会員管理システム構築費用の概算及び仕様を12月の理事会に提案する.
  4. 第21回JPS優秀論文賞2編を決定した.JPS優秀査読者賞は今期2回目の選考を行う.
  5. 「第30回日本医学会総会2019中部」の学術プログラムアンケートへの対応について,日本薬理学会が貢献すべき,あるいは貢献可能なテーマについて研究推進委員会(案)と企画教育委員会(案)を取りまとめ,日本医学会に回答することを決定した.
  6. 日薬理誌の総説に他誌から図表を転載する場合,著者へ転載許諾手続きの徹底を図る.日薬理誌から他誌への転載については許諾フォームを本会ホームページからダウンロードする方式とする.
  7. 学術評議員増員の方策としてa) 会員歴5年を経過した者について直接または間接的に働きかける,b) 新学術評議員の申請を電子申請とする等手続きの簡便化を図る,c)学術評議員のインセンティブを検討する.
  8. 本会が導入を検討している薬理学エデュケーター制度は,第90回年会(長崎)で日本生理学会から生理学エデュケーター制度担当の講師を招へいして企画シンポジウムを行い,議論の場を設けることから検討を開始する.看護大学(看護学部)の教員,学生へのアプローチを進める.
  9. ASPET(米国薬理学会)との講師交換プログラムにより2017年4月22日から26日までシカゴで開催されるASPETの会議にWCP2018の宣伝を兼ねて飯野正光氏を派遣する.IUPHARから発展途上国等の薬理学教育を推進するIUPHAR Education Projectへの財政援助が求められており,拠出を決定した(1〜2万ドル/年,3年間の期限付き).拠出額については教育プログラムの内容を確認したうえで決定する.
  10. 第92回年会開催年の平成30年は,第30回日本医学会総会が名古屋で開催されるため,年会開催担当部会を近畿部会とすることを決定した.
  11. 平成28年4月1日から6月30日までの新入会希望者77名の入会を承認した.

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