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平成30年度第6回理事会報告

日 時:平成30年11月30日(金) 13時〜17時
場 所:トラストシティカンファレンス・京橋 STUDIO 1(東京都中央区)
出席者:理事長,理事18名, 監事2名,オブザーバー3名

【議事】

  • 常務理事会提案事項として,1)事務局運営を引き続き検討し,収支決算状況を踏まえ全面外部委託も視野に入れた事務局の在り方を次回の理事会に提示する,2)平成31年度は,エルゼビアとの5年間の編集出版委託契約の最終年のため,現契約の是正に向けて編集委員長主導で契約更改交渉を進めることが報告された.
  • 第94回(2021年度)年会は,北海道大学大学院医学研究科の吉岡 充弘教授を第94回年会長とすることを決定した.
  • 1)第18回国際薬理学・臨床薬理学会議(WCP2018)開催後も国際化を継続し,進展させること,2)2026年の日本薬理学会創立百周年に向けて記念事業を企画し,準備を進めること,3)科研費が継続取得できるよう施策を検討すること,4)薬理学エデュケーター認定制度や看護薬理学への対応で,学会活動を促進させること,5)安定した学会運営体制の構築を目指し,事務局体制の在り方を検討すること,を中期目標とする理事長方針及び平成31年度の事業計画を承認した.
  • 平成31年度より薬理学エデュケーター認定制度を実施するにあたり,事業の位置付けを明確にするため,定款施行細則に第7章として下記の条文を挿入する定款施行細則変更案,「薬理学エデュケーター」認定制度の詳細を定める「薬理学エデュケーター」認定制度規定制定案を承認した.
    • 第7章 薬理学エデュケーター認定制度
      第44条 優れた薬理学教育者を育成・支援し,薬理学の知識の普及及び研究水準の向上への貢献を目的として,薬理学エデュケーター認定制度を設置する.
      2 前項の運営に関し,必要な規則は別に定める.
  • 年会で行われる役員選挙で,他部会候補者に投票する際の参考としてもらう目的で,候補者のプロフィールをJPS Onlineの会員向けお知らせ欄で紹介すること,今回の役員候補者選挙から実施することを承認した.
  • 平成30年度収支決算は,7月に開催されたWCP2018の収支(約250万円の黒字)を連携事業に組み込んだものの,会員数減少による会費収入や出版事業収支の低迷により,平成29年度の約966万円の黒字決算から,約498万円の赤字に転じて決算する見込みとなった.
  • 平成31年度予算は,会費収入の減額,会員管理業務委託を含む管理費業務委託費の増大が見込まれ,常勤職員2名体制による事務局の在り方の検討が急務である.平成31年度から実施される薬理学エデュケーター認定制度は初年度申請者数を100名と想定し150万円を収入に,運営費用として50万円を支出に計上した.平成31年に資金調達,設備投資等の予定のないことを確認し,約910万円の赤字とする平成31年度収支予算を承認し,定款第45条により事業年度開始の前日(平成30年12月31日)までに,事業計画とともに内閣府に提出することを決定した.
  • 薬理学エデュケーター認定制度は,1)薬理学エデュケーターが会員の一つのカテゴリーではないこと,2)対象者が一部の会員に限定されていることから,『その他事業』に位置付けられ,変更認定申請が必要であるため,平成31年3月の実施に向けて変更認定が承認されるよう可及的速やかに申請を行うことを決定した.
  • 江橋賞選考委員会答申に基づき,第12回江橋賞受賞者を決定した.
  • 賞等選考委員会答申に基づき第34回学術奨励賞受賞者2名を決定した.
  • JPS優秀査読者賞規定に基づき優秀査読者賞受賞者4名を決定した.
  • 平成31年度の薬理学振興助成事業として1)次世代薬理学セミナー,2)市民公開講座,3)ダイバーシティー推進ランチョンセミナー2019,4)看護薬理学カンファレンス2019,5)第92回年会IUPHARデータベース・電子教科書利用講習会,6)第92回年会アカデミア創薬のためのレギュラトリーサイエンスセミナー,7)第92回年会若手研究者キャリア支援プログラム,8)第92回年会日韓薬理学合同セミナー,9)「創薬における日本の薬理学の貢献(仮題)」パンフレット作成の9件を承認した.
  • 平成31年度に就任する名誉会員候補者4名,永年会員候補者10名を承認した.
  • 平成31年度からシニア会費の適用を希望する30名全員にシニア会費を適用することを承認した.
  • 平成30年6月1日から10月31日までの新入会希望者143名全員の入会を承認した.

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