単行本
実験薬理学「実践創薬薬理学」
第83回日本薬理学会年会の折に企業企画シンポジウムとして5つのテーマで「治療薬の研究戦略」に関して発表をしていただきました．講演会場は満席状態で熱のこもった質疑応答があり多くの研究者の意気込みが感じられました．このシンポジウムの内容は参加者だけのもに留めておくには勿体無いほど素晴らしいものであることから多くの方々に読んで頂きたいと考え本書を出版することにいたしました．
本書，「実践創薬薬理学」は，
第Ⅰ編 アルツハイマー病治療薬の研究戦略
第Ⅱ編 循環器疾患治療薬の研究戦略
第Ⅲ編 精神疾患治療薬の研究戦略
第Ⅳ編 癌治療薬の研究戦略
第Ⅴ編 代謝性疾患治療薬の研究戦略
の5つのテーマからなり，それぞれの創薬研究の現状とこれからについて詳細な解説をしており，今後の創薬研究にとって有用な書であると考えております．本書は製薬企業で創薬研究に関わっている研究者，大学や公的研究所にて医薬品創製に関わる基礎研究を進めている研究者，そしてそのような研究者となることを志す大学院生にぜひ読んでいただきたいと思っています．創薬の研究者を育てる大学教育の授業でも教科書として使っていただき，これが元で創薬研究を志す研究者が多く名乗りを上げてくだされば，編集者一同この上もない喜びです．
社団法人日本薬理学会
監修
岩尾 洋
赤池 昭紀
飯野 正光
実験薬理学「実践創薬薬理学」
定価5,460円（本体価格5,200円＋税）
B5判／210頁
目次
第Ⅰ編 アルツハイマー病治療薬の研究戦略
第Ⅱ編 循環器疾患治療薬の研究戦略
第Ⅲ編 精神疾患治療薬の研究戦略
第Ⅳ編 癌治療薬の研究戦略
第Ⅴ編 代謝性疾患治療薬の研究戦略
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