平成20年4月-平成22年3月 理事・監事の紹介
理事長 | 成宮 周 | ||||||
理事 | 北部会 | 谷内 一彦 | 吉岡 充弘 | ||||
関東部会 | 飯野 正光 | 小池 勝夫 平成20年8月逝去 |
武田 弘志 | 中谷 晴昭 | 三澤 美和 | 安原 一 平成20年11月就任 |
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近畿部会 | 赤池 昭紀 | 今泉 祐治 | 亀井 千晃 | 松田 敏夫 | 米田 幸雄 | ||
西南部会 | 大石 了三 | 山田 勝士 | |||||
部会外 | 岩尾 洋 | 木村 純子 | 三品 昌美 | 宮本 政臣 | 元村 成 平成21年3月任期満了 |
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監事 | 倉石 泰 | 田中 利男 |
役職 | 理事長 |
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氏名 | 成宮 周 |
理事・監事としての抱負 | 理事長として,今期の理事会で,新しい時代の中での薬理学会のidentityの確立に努め,学術集会や学会誌刊行のなかでその具現化をはかること,アジア諸国の学会との交流をシステムとしてどう展開するか,など今後の薬理学会の方向性を出したいと考えています.また,学会として,企画→実行→評価→企画というフィードバック・サイクルの確立にも努めたいと考えています.会員諸氏のご支援をお願いします. |
現所属名,職名,学位 | 京都大学医学研究科,教授(神経・細胞薬理学分野),医学博士. |
略歴 | 1973年京都大学医学部卒,'79年同大学大学院医学研究科修了後,英国ウエルカム研究所研究員,京都大学医学部助手,助教授をへて,'92年より現職. |
研究テーマ | プロスタグランジン受容体の生理と病態生理;低分子量G蛋白質Rhoのシグナル伝達と機能. |
趣味 | 雑多な本を読む事;音楽を聞く事. |
主な著書 | Transgenic Models inPharmacology(Handbook of Experimental Pharmacologyvol. 159)( 分担). |
連絡先 | snaru@mfour.med.kyoto-u.ac.jp |
役職 | 理事、年会学術企画委員長 |
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氏名 | 赤池 昭紀 |
理事・監事としての抱負 | 今期の年会学術企画委員長を務めさせていただくことになりました.年会は学会活動の重要な柱の一つであり,年会長との連携により,年会活性化,参加促進等に向けた企画を行い,生命科学,創薬基礎科学としての薬理学の発展に貢献していきたいと思います.会員の皆様の積極的なご意見,ご提案をお待ちします. |
現所属名,職名,学位 | 京都大学薬学研究科薬品作用解析学分野,教授,薬博. |
略歴 | 1974年京都大学薬学部卒,'79年同博士課程修了,'80年京都大学医学部助手,同講師,'89年福山大学薬学部助教授,同教授,'94年京都大学薬学部教授. |
研究テーマ | ニューロン死・再生を制御する内在性因子および天然化合物に関する研究. |
趣味 | ドライブ,カメラ. |
主な著書 | NitricOxide in the Eye, Springer;別刷・医学のあゆみ「7回膜貫通型受容体研究の新展開」. |
連絡先 | aakaike@pharm.kyoto-u.ac.jp |
役職 | 理事、企画教育委員長、第84回年会長 |
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氏名 | 飯野 正光 |
理事・監事としての抱負 | 薬理学は,薬物治療と創薬科学の基盤として重要な研究領域だと考えています.薬理学会のさらなる発展のために,微力を尽くしたいと思います. |
現所属名,職名,学位 | 東京大学大学院医学系研究科細胞分子薬理学,教授,医博. |
略歴 | 東北大学医学部1976年卒.同医学研究科博士課程 '80年修了.東北大学助手,ロンドン大学留学,東京大学助手,同講師を経て '95年より現職. |
研究テーマ | カルシウムシグナル機構が研究テーマです.とくに,蛍光イメージング法を活用して,中枢神経系においてカルシウムシグナルによる新たな細胞機能制御機構の発見と解析を目指しています. |
主な著書 | NEW薬理学,カッツング薬理学(訳),標準薬理学,標準生理学などの分担執筆. |
連絡先 | iino@m.u-tokyo.ac.jp |
役職 | 理事、広報委員長 |
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氏名 | 今泉 祐治 |
理事・監事としての抱負 | 薬理学分野へ新規参入した大学院生や近隣異分野の研究者・技術者に薬理学の魅力を伝えて会員としての定着率向上がもたらされるように,また社会に薬理学および薬理学会の有用性を広く伝えられるように,科学情報誌としての日薬理誌や学会ホームページの充実を始め,より有効な広報活動を目指します. |
現所属名,職名,学位 | 名古屋市立大学大学院薬学研究科細胞分子薬効解析学分野,教授,薬博. |
略歴 | 東京大学薬学部1976年卒,同研究科修士課程 '78年修了.名古屋市立大学薬学部助手,同助教授,カナダ カルガリー大学留学を経て '97年同教授. |
研究テーマ | イオンチャネルの分子薬理学,イオンチャネル標的創薬,平滑筋生理・薬理学. |
趣味 | 読書,水泳,クラシック音楽鑑賞. |
主な著書 | 薬理学 基礎から薬物治療学へ(朝倉書店・共著). |
連絡先 | yimaizum@phar.nagoya-cu.ac.jp |
役職 | 理事、第83回年会長 |
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氏名 | 岩尾 洋 |
理事・監事としての抱負 | 第83回日本薬理学会年会を大阪国際会議場にて2010年3月16日~18日の日程で開催させていただきます.大学・研究機関人,企業人,若手研究者,大学院学生などの会員それぞれに有意義な学術集会となるようにしたいと考えております. |
現所属名,職名,学位 | 大阪市立大学大学院医学研究科分子病態薬理学,教授,医学博士. |
略歴 | 1978年大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了,'78年ミシガン州立大学臨床薬理学助手,'80年大阪市立大学助手(医学部薬理学),'82年大阪市立大学講師(医学部薬理学),'85年香川医科大学助教授(医学部薬理学),'92年大阪市立大学教授(医学部薬理学),'00年大阪市立大学大学院医学研究科教授(分子病態薬理学). |
研究テーマ | 循環薬理学,腎臓薬理学,臓器障害の分子機構. |
趣味 | ゴルフ,ガーデニング. |
連絡先 | iwao@med.osaka-cu.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 大石 了三 |
理事・監事としての抱負 | 大学院で薬理学会会員だった人が就職すると退会してしまうのは残念です.また,薬理学は薬剤師にとって基盤となる学問ですが,会員はあまり多くはありません.「現場に役立つ薬理学」に力を入れたいと思います. |
現所属名,職名,学位 | 九州大学病院・薬剤部,教授,薬博. |
略歴 | 1976年九州大院・薬・単位修得退学,'77年九州大・医・薬理助手,'82年岡山大・医・薬理講師,'85年助教授,'93年岡山大・医病薬剤部・助教授,'94年より現職. |
研究テーマ | 薬物有害作用の発現機序の解明と予防法の確立(造影剤腎症,抗がん剤による末梢神経障害,脂質低下薬による肝障害など). |
趣味 | 山歩き(百名山挑戦,山での宴会). |
主な著書 | がん化学療法ワークシート,疾患と今日の処方,がん化学療法セーフティーマニュアル(いずれも分担執筆). |
連絡先 | roishi@pharm.med.kyushu-u.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 亀井 千晃 |
理事・監事としての抱負 | 薬学部が6年制と4年制の2学科になり,6年制の卒業者は薬剤師に,そして4年制の卒業者が大学院を経て研究者にという進路指導が行われているようです.従って研究者を目指す学生が減少するのではないかと心配しています.医薬品の創製に「薬理学」は,大変重要です.薬理学の研究者を目指す人材の養成に努力したいと考えています. |
現所属名,職名,学位 | 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科,教授,薬学博士. |
略歴 | 1968年大阪薬科大学卒,'71年九州大学大学院薬学研究科修士課程修了,'71年大日本製薬総合研究所, ‘76年薬学博士(九州大学),'78年岡山大学薬学部助教授,'86年メーヨークリニック生理学教室留学,'94年岡山大学薬学部教授,'05年岡山大学大学院教授(薬学部兼任). |
研究テーマ | 中枢神経系の薬理,抗アレルギー薬の薬理. |
趣味 | ガーデニング,名所旧跡巡り. |
主な著書 | 疾患別薬理学(分担),アトピー性皮膚・最近の話題(分担). |
連絡先 | kamei@pheasant.pharm.okayama-u.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 木村 純子 |
理事・監事としての抱負 | 女性理事を,とのことで,思いがけないお役目をいただきました.「仕事と生活の調和(work-life balance:WLB)」をどうとるかは,女性のみならず男性も共有する課題と思います.超微力ながら薬理学会員のWLB向上のためにお役にたつことができればと思います. |
現所属名,職名,学位 | 福島県立医大・医学部・薬理学講座,教授,PhD/医学博士. |
略歴 | 福島県立医大卒,英国Oxford大学院博士課程修了.岡崎国立共同研究機構生理学研究所・日本学術振興会特別奨励研究員・助手,山形大医学部薬理・助手,福島医大・薬理・講師・助教授・教授. |
研究テーマ | Na+/Ca 2+交換輸送体について. |
趣味 | 環境ウォッチング,ギター,スキー. |
主な著書 | 最新心電学(丸善1993),(いずれも分担),新パッチクランプ実験技術(吉岡書店2001),Heart Physiology and Pathophysiology(Academic Press2001). |
連絡先 | jkimura@fmu.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 小池 勝夫 |
理事・監事としての抱負 | 今後,薬学の学問領域において,薬理学が薬学教育の根幹をなす学問となることは,必須と思われます.そして,その教育・研究のバックボーンとなるのが薬理学会です.それゆえ,薬理学会の基本的理念を見直しつつ,薬理学会の発展のために微力ながら力を尽くしてゆきたいと考えています. |
現所属名,職名,学位 | 東邦大学薬学部薬理学教室,教授,薬学博士. |
略歴 | 1979年東京理科大学薬学部卒,'81年東邦大学大学院薬学研究科修士課程修了,東邦大学助手,講師,助教授を経て '97年より現職. |
研究テーマ | 主な研究内容は,薬物受容体機構の解明,自律神経系の薬理,平滑筋の収縮弛緩機構,ですが,この中で現在ではサブタイプ(β3 -受容体)の存在と機能の解明に力を注いでいます. |
趣味 | 朝・夕のジョギング. |
主な著書 | 薬理学(朝倉書店,編集),薬学・薬理学,医療薬学(いずれも分担執筆). |
連絡先 | ktkoike@phar.toho-u.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 武田 弘志 |
理事・監事としての抱負 | 医学,歯学および薬学などの医療系大学の教育は,少子化や制度改革などを背景にして,大きな転換期を迎えております.その中で,学問としての薬理学の将来とアイデンティティーを真剣に議論していく時期にきていると考えます.微力ながら,日本薬理学会の発展と薬理学の啓発に貢献できるように尽力していきたいと思っています. |
現所属名,職名,学位 | 国際医療福祉大学薬学部長・教授(薬理学分野),東京医科大学薬理学講座兼任教授,医学博士,薬学博士. |
略歴 | 1982年星薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了後,カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部留学,東京医科大学講師,助教授,教授を経て,'07より現職. |
研究テーマ | ストレス性神経精神疾患の病態解明とその予防・治療薬の創薬・育薬研究. |
趣味 | スポーツ,散歩,映画鑑賞. |
主な著書 | 疾病の成り立ちと回復の促進 薬理学(分担,医歯薬出版),スタンダード薬学シリーズ(分担,東京化学同人)など. |
連絡先 | hirotakeda@iuhw.ac.jp |
役職 | 理事、総務委員長 |
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氏名 | 中谷 晴昭 |
理事・監事としての抱負 | 日本薬理学会は,大学,研究所,企業の研究者といった多様で優れた人材を擁しており,本邦において橋渡し研究の発展が期待される現在,非常に重要な学会のひとつとなっております.成宮理事長のご指導の下,総務関連の業務を担当させて頂きますが,微力ながら本学会の発展に貢献致したいと思っております. |
現所属名,職名,学位 | 国立大学法人千葉大学大学院医学研究院薬理学教授,千葉大学副理事,評議員,医学研究院副研究院長(併任),医学博士. |
略歴 | 1974年北海道大学医学部医学科卒,'75年国家公務員共済組合連合会斗南病院内科医員,'78年北海道大学医学部第二薬理助手,'81年米国シンシナチ大学留学,'82年北海道大学講師,'85年同大助教授,'92年千葉大学医学部薬理学教授. |
研究テーマ | 循環薬理学,イオンチャネル,不整脈,心筋梗塞の病態生理と治療薬の研究. |
趣味 | テニス. |
主な著書 | 医系薬理学( 分担). |
連絡先 | nakaya@faculty.chiba-u.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 松田 敏夫 |
理事・監事としての抱負 | 日本薬理学会の更なる発展に貢献したいと思っています. |
現所属名,職名,学位 | 大阪大学大学院薬学研究科複合薬物動態学分野,教授,薬学博士. |
略歴 | 1972年福岡大学薬学部卒,'74年大阪大学大学院薬学研究科修士課程修了,'76年大阪大学文部技官(薬学部薬理学教室),'78年同助手,'79~ '81年米国エール大学留学,'91年同助教授,'98年より現職. |
研究テーマ | Na+/Ca2+交換系の中枢薬理,神経精神疾患と環境因子. |
趣味 | テニス,ジャズ. |
主な著書 | スタンダード薬学シリーズ(分担),カッツング薬理学(分担). |
連絡先 | matsuda@phs.osaka-u.ac.jp; http://www.phs.osaka-u.ac.jp/homepage/b013/ |
役職 | 理事 |
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氏名 | 三澤 美和 |
理事・監事としての抱負 | 薬理学会が分枝していく中で,母体の薬理学会が次第にやせ細っていき,薬理学自体のアイデンティティーにも自信を失いはじめているむきがある.しかし薬理学の重要性は薬と患者がある限り変わらない.むしろ開発される薬がますます多岐にわたり,治らなかった病気まで治療の及ぶ時代になり,重要性は増していく一方というべきであろう.医師や薬剤師への薬理学教育と研究を預かる者の責任は重い. |
現所属名,職名,学位 | 星薬科大学薬理学教室,教授,薬博. |
略歴 | 東京大学薬学部卒,同大学院博士課程修了. |
研究テーマ | 星薬科大学講師,米国カンザス大学医学部薬理学教室留学,星薬科大学教授.応用薬理研究会,日本薬史学会理事. |
研究テーマ | 気道および褥瘡の薬理学的研究. |
趣味 | 樹木,草花,野鳥,写真,スキー,バレーボール,短歌. |
主な著書 | カッツング薬理学(訳). |
連絡先 | misawa@hoshi.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 三品 昌美 |
理事・監事としての抱負 | 今期理事会では,日本薬理学会と日本学術会議,IUPHARやSEAWP-RFPとの連携に尽力したいと考えています. |
現所属名,職名,学位 | 東京大学大学院医学系研究科,教授,工学博士. |
略歴 | '81年京都大学医学部助教授,'90年新潟大学脳研究所教授,'93年東京大学医学部教授,'05年日本学術会議会員,'06年IUPHAR Vice President. |
研究テーマ | グルタミン酸受容体と脳機能,記憶・学習の分子機構と制御. |
趣味 | 映画鑑賞,囲碁. |
主な著書 | NEW薬理学(分担),脳・神経の科学(編集). |
連絡先 | mishina@m.u-tokyo.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 宮本 政臣 |
理事・監事としての抱負 | より安全で効果の高い薬剤を求める社会的要求が強くなるなか,新薬の研究開発は非常に困難になっています.このような状況において,創薬ターゲットの探索から,スクリーニング,薬効精査に至るまで,薬理学者の果たす役割は益々大きくなっています.創薬を目指す生物系研究者と薬理学会との連携強化は,企業における新薬研究開発の活性化に繋がると思っています. |
現所属名,職名,学位 | 武田薬品医薬開発本部本部長,薬学博士. |
略歴 | 1975年九州大学薬学部修士課程卒,'75年武田薬品入社,'02年創薬第一研究所所長,'03年創薬第二研究所所長,'05年創薬第三研究所所長,'06年より現職. |
研究テーマ | 中枢神経薬理,神経科学. |
趣味 | ゴルフ. |
主な著書 | 生物薬学実験講座,Melatonin: From Molecules to Therapyなど(分担執筆). |
連絡先 | Miyamoto_Masaomi@takeda.co.jp |
役職 | 理事、第82回年会長 |
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氏名 | 元村 成 |
理事・監事としての抱負 | 2009年3月16日~18日に横浜パシフィコで開催します第82回日本薬理学会年会の年会長を務めます.本年会のテーマを「病態生理に基づく薬理学」としました.純粋基礎医学から最先端の医療の現状まで,病因を探り,発症機序を解明し,病態生理学に基づいた臨床医学の発展を見据えて,創薬に結びつく薬理学を展開する学会にしたいと考えています.皆様のご協力・ご支援を何卒よろしくお願い致します. |
現所属名,職名,学位 | 弘前大学大学院医学研究科病態薬理学講座,教授,医学博士. |
略歴 | 1971年東北大学医学部卒,'75年同医学研究科博士課程修了,東北大学助手,'81年山梨医科大学助教授,'94年弘前大学教授(薬理学),'07年4月より現職. |
研究テーマ | 心臓循環薬理学,房室結節伝導の生理薬理,Ca拮抗薬の薬理,脊柱靭帯骨化症. |
趣味 | サッカー. |
主な著書 | 医科薬理学(分担),カッツング薬理学(訳分担),ローレンス臨床薬理学(訳分担). |
連絡先 | moto@cc.hirosaki-u.ac.jp |
役職 | 理事(平成20,21年度) |
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氏名 | 安原 一 |
理事・監事としての抱負 | 臨床研究に関する倫理指針が改正され、研究倫理や被験者保護の一層の向上が求められています。一方、治療が不十分な疾患も多く存在し、さらなる新薬開発が望まれます。その中で重要な役割を果たす創薬の薬理学から、さらにそれを応用する臨床薬理学の育薬への橋渡しに少しでも貢献できればと考えております。 |
現所属名,職名,学位 | 昭和大学医学部第二薬理学, 教授, 医学博士. |
略歴 | 1970年昭和大学医学部卒, ’74年昭和大学大学院医学研究科博士課程修了,昭和大学助手, 同講師, カンサス大学留学, 昭和大学助教授, ロンドン大学留学を経て ’83年より現職. |
研究テーマ | 臨床薬理学, 薬物代謝酵素を中心とした薬物相互作用の研究. |
趣味 | ボーリング. |
主な著書 | 臨床薬理学(医学書院・編集), 新薬理学(日本医事新報社), 臨床薬理学ハンドブック. |
連絡先 | yshajime@med.showa-u.ac.jp |
役職 | 理事、財務委員長 |
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氏名 | 谷内 一彦 |
理事・監事としての抱負 | 日本薬理学会は自分にとって“育てられてきた” 最も重要な学会です.長期的・短期的視野に立って薬理学会の一層の活性化のために,財務担当の理事として日本薬理学会の財務上の諸問題にこの2年間取り組もうと考えております. |
現所属名,職名,学位 | 東北大学医学系研究科 機能薬理学分野,教授. |
略歴 | '86年東北大学大学院医学研究科修了.その後,ジョンスホプキンス大ポスドク,日本学術振興会特別研究員を経て,'88年東北大学医学部助手(第一薬理学・渡邉建彦教授).'98年東北大学医学部教授(病態薬理学),'02年東北大学医学系研究科教授. |
研究テーマ | ヒスタミン神経系の神経科学,非侵襲的分子イメージング法の開発と応用,臨床薬理学. |
趣味 | 歴史小説(特に中国),庭の手入れ. |
主な著書 | 新薬理学入門(南山堂)分担. |
連絡先 | yanai@mail.tains.tohoku.ac.jp |
役職 | 理事 |
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氏名 | 山田 勝士 |
理事・監事としての抱負 | 医薬品開発から薬物治療に至る包括的学問である薬理学の更なる発展に,微力ですが尽くしたいと考えています.2010年に日韓薬理学合同セミナーをお世話させていただきます. |
現所属名,職名,学位 | 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科薬物動態制御学分野・薬剤部,教授,薬学博士,医学博士. |
略歴 | 1977年九州大学大学院薬学研究科博士課程単位修得後退学,九州大学・医・助手,福岡大学・医・講師,ミシガン州立大学留学,助教授,'93年より現職,世界薬学連合(FIP)病院薬剤師部門副会長,アジア薬剤師連合(FAPA)病院・医療薬学部会座長,日本病院薬剤師会副会長. |
研究テーマ | 抗がん剤の作用機序と耐性機構,薬物代謝と体内動態制御機構. |
趣味 | 囲碁,釣り,ガーデニング,ウォーキング. |
主な著書 | カッツング薬理学(訳),イラスト薬理学,Pharmacotherapy,病気と薬パーフェクトBOOKなどの分担執筆. |
連絡先 | yamada@m3.kufm.kagoshima-u.ac.jp |
役職 | 理事、研究推進委員長 |
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氏名 | 吉岡 充弘 |
理事・監事としての抱負 | 厚生労働省が文部科学省・経済産業省とともに検討してきた,「革新的創薬のための官民対話」を通して,研究から上市に至る過程を支援する一貫した政策パッケージ「革新的医薬品・医療機器創出のための5か年戦略」が昨年度策定されました.日本薬理学会としても内容を精査し,学会として今後適切な提言を行っていくことが求められます.当該学問・研究領域の発展のみならず,今後の薬理学を担う人材育成を含めた社会貢献を推進していくことが必要と考えています. |
現所属名,職名,学位 | 北海道大・院医・薬理学講座神経薬理学分野,教授,医博. |
略歴 | 北海道大・医学部1984年卒. |
研究テーマ | セロトニン作動性神経系と情動応答機構. |
趣味 | フルート,トラヴェルソ演奏. |
主な著書 | 薬理学-疾病のなりたちと回復の促進(医学書院). |
連絡先 | flute@med.hokudai.ac.jp |
役職 | 理事、編集委員長 |
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氏名 | 米田 幸雄 |
理事・監事としての抱負 | 思いもかけず大役を仰せつかることになりました.徒に年齢を重ねていた身には,青天の霹靂ともいうべき出来事ですが,今までの不徳と不義理へのお詫びを込めて,英文機関誌JPSの国際的認知度のさらなる上昇に向けて,精一杯努力する所存です.是非,JPS論文の積極的引用をお願い申し上げます. |
現所属名,職名,学位 | 金沢大学大学院自然科学研究科(医薬保健研究域),教授,医学博士. |
略歴 | 1972年大阪大・薬卒業,'75年同・院薬修了,同年京都府医大助手,'84年摂南大・薬助教授,'97年同教授,'99年金沢大・薬教授,'01年同大学院教授. |
研究テーマ | 神経および非神経組織におけるアミノ酸シグナリングメカニズムの解明研究. |
趣味 | 愛犬との散歩,カラオケ熱唱. |
主な著書 | Amino Acid Signaling 04(編集),神経薬理学(分担). |
連絡先 | yyoneda@p.kanazawa-u.ac.jp |
役職 | 監事 |
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氏名 | 倉石 泰 |
理事・監事としての抱負 | 法人財産と理事の業務執行の監査を通して,日本薬理学会の健全な発展のために努力いたします. |
現所属名,職名,学位 | 富山大学理事・副学長,附属図書館長,大学院医学薬学研究部教授兼担,薬学博士. |
略歴 | 1972年京都大学薬学部卒,'77年同大学院薬学研究科博士課程修了,'77年同薬学部助手,'84 -'85年ミシガン大学メンタルヘルス研究所留学,'87年京都大学薬学部助教授,'92年富山医科薬科大学和漢薬研究所教授,'96年同薬学部教授,2002年薬学部長,研究科長,'05富山大学理事・副学長. |
研究テーマ | 癌性疼痛と帯状疱疹痛,帯状疱疹後神経痛の病態生理と治療薬の薬理,アレルギーと慢性皮膚炎,乾皮症の痒みと中枢性の痒みの病態生理と治療薬の薬理. |
趣味 | 写真,庭いじり. |
主な著書 | Itch,Basic Mechanisms andTherapy,Marcel Dekker,2004,New York(分担執筆). |
連絡先 | kuraisiy@pha.u-toyama.ac.jp |
役職 | 監事 |
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氏名 | 田中 利男 |
理事・監事としての抱負 | 21世紀における薬理学は大きな変革期を迎えつつあり,その歴史的潮流に飲み込まれない力強い発展が期待されています.ポストゲノムシークエンス時代における薬理学は,薬理ゲノミクスとして国際的に展開されています.この時期に学会監事として微力を尽くしたいと思います. |
現所属名,職名,学位 | 三重大学大学院医学系研究科薬理ゲノミクス,教授,医博. |
略歴 | 1980年三重大学医学研究科修了,三重大学助手,講師,ベイラー医科大学留学,'88年より現職. |
研究テーマ | 新しい生活習慣病モデル(ゼブラフィッシュ)の薬理ゲノミクス研究と分子薬理イメージング研究. |
趣味 | 絵画,版画. |
主な著書 | 医科薬理学,ゲノム研究実験ハンドブック,NEW薬理学. |
連絡先 | http://pharma.medic.mie-u.ac.jp, pharmaco@doc.medic.mie-u.ac.jp |