年会・部会・セミナー等

病気、ゲノムとくすり

於  : 第52回 日本薬理学会北部会
日時: 平成13年10月6日(土)
会場: 北海道大学学術交流会館

ご 挨 拶

(社)日本薬理学会広報委員会
委員長 橋本敬太郎

この度の市民公開講座の開催に当たり、日本薬理学会の広報活動を担当している者としてご挨拶させていただきます。 日本薬理学会は日本全国の薬に関する医学や薬学の研究者を中心に組織され、薬の開発や研究、さらに医師、薬剤師、歯科医、獣医師、看護士などの薬理学の教育を充実、発展させて参りました。この度、北海道大学の野村教授が薬理学会の会員の研究発表の場である地方部会の一つである北部会を開催し、主に、北海道、東北地域の薬理学者が参集するチャンスに、会員以外の皆様、特に薬剤師と一般市民の方々に薬の正しい知識を普及すべく、市民公開講座を計画されました。伝統ある北海道大学では市民教育、啓蒙にも努力され、皆様方の薬に対する理解は高いと考えられますが、今回の市民講座は日々進歩しつつある薬理学を研究する専門家から最新の薬に対する情報を得る良いチャンスとして、活用していただけたらと思います。 患者さんやその患者さんを支える方々が薬に対する正しい知識を得ることは、薬の持つ利点を最大限に活用し、副作用なく健康を取り戻すためには重要なことだと思っています。こういった啓蒙活動は我々薬理学会の21世紀における重要な使命の一つであり、皆様方からの御要望や御意見もお寄せ預けたら幸いです。

プログラム

ヒトゲノムと薬物作用
田中 利男(三重大学医学部教授)

胃潰瘍はなぜ発生するのか? その治療薬は?
 -貝殻からポンプ阻害薬まで -

岡部 進(京都薬科大学教授)

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