公益社団法人日本薬理学会
The Japanese Pharmacological Society

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第8回日中薬理学・臨床薬理学ジョイントミーティング(2021年3月10日)のお知らせ

2021.02.28

日本薬理学会会員各位

第94回日本薬理学会年会の3日目(3月10日午後1時半~午後4時)に第8回日中薬理学・臨床薬理学ジョイントミーティングが開催されます。
このミーティングは、2002年日中国交正常化30周年で日本医学会を中心とした式典が北京で開催された折に、記念事業の一つとして日本薬理学会と日本臨床薬理学会が共同で中国薬理学会と学術交流を開始したことが契機となって始まりました。
最近では、2019年に第7回が中国・昆明で開催され、両学会の要人や次世代の研究者が親交を深めました。
第8回の今回は、新型コロナの影響でハイブリッド開催となりましたが、以下の通り、両学会の新進気鋭の研究者に最先端の研究をご紹介いただけることとなりました。
素晴らしいミーティングになることが大いに期待されますので、ご都合よろしければ、ぜひご参加いただけましたら誠に幸いです。

Accelerating development of proton pump inhibitors: a mechanism-based PK/PD model to optimize dose design with ilaprazole as a case drug
Hongyun Wang (Clin. Pharm. Res. Cent., Peking Union Med. Coll. Hosp.)

Development of endogenous biomarkers to assess drug-transporter-mediated drug-drug interactions in drug development
Hiroyuki Kusuhara (Grad. Sch. Pharm. Sci., Univ. Tokyo)

Networks of organelle function in cardiovascular diseases
Yong Zhang (Dept. Pharmacol., Coll. Pharm., Harbin Med. Univ.)

Redox regulation of mitochondrial quality as a therapeutic target of cardiac senescence
Motohiro Nishida (Grad. Sch. Pharm. Sci., Kyushu Univ. / NIPS)

なお、本ミーティングの詳細はPDFファイル及び以下のURLからご確認ください。
https://pharmacology.main.jp/jps94/ja-cn-symposium/

日中を含め国際的な学術交流は、我が国の強みを再認識し、海外の研究者との有機的な連携を生み出すために不可欠です。
新型コロナ感染など世界共通の危機が生じ、情報通信技術の進歩により地域間の情報格差が縮小してきた現代において、国際交流の重要性は以前にも増して高まっています。
会員の皆様には、本学会の国際交流活動に引き続き温かいご支援を賜れましたら誠に幸いです。

古屋敷 智之
日本薬理学会理事・国際対応委員会委員(日中担当)
神戸大学医学研究科薬理学分野

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