学会誌

日本薬理学雑誌
最新号
第158巻 第5号 2023年9月

特集 ミクログリアがコードする情報の読み出しへの挑戦
特集 臓器連関と創薬:循環器・泌尿器疾患における最新知見
頻尿に対する脳内アンジオテンシンⅡタイプ1受容体を標的とした薬物療法の可能性
創薬シリーズ(8)創薬研究の新潮流58 ~ベンチャーが拓く創薬研究~
新薬紹介総説
KRAS G12C変異陽性の非小細胞肺がんに対する世界初のRAS阻害薬ソトラシブ(ルマケラス®錠)の薬理学的特徴と臨床試験成績
選択的C5a受容体拮抗薬アバコパン(タブネオス®カプセル10 mg)の薬理学的特徴及び臨床試験成績
有機ヒ素製剤 ダリナパルシン(ダルビアス®点滴静注用135 mg)の薬理学的特性と再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫に対する臨床試験成績
最近の話題
執筆の手引き
日本薬理学雑誌沿革
本誌は、当時の京都帝国大学教授森島庫太博士の同大学教授在職 25 周年(1925年)を機に、薬理学領域における研究業績を収載して薬理学の進歩発達に貢献し、併せて同教授の学徳を記念するため、門下生一同が拠出した基金の利息の補助により同年11月20日に創刊されました。その後、第14回日本薬理学会(1940年5月)における議決を経て、1941年1月号(第31巻第1号)から日本薬理学会の機関誌となり、当初は前記同博士記念会および東京帝国大学名誉教授 林 春雄博士を委員長とする薬理研究会より刊行援助金を受けていました。また、1944年には、1929年から慶應義塾大学薬物学教室により刊行されていた「実験薬物学雑誌」が本誌に統合されました。本誌は第39巻までは日本薬物学雑誌の名称でしたが第40巻より日本薬理学雑誌と改題しました。(詳細は、本誌 95(1), 1-5, 1990)
会誌編集委員会
広報委員長兼会誌編集委員長
山田 清文
会誌編集委員
吾郷 由希夫,石澤 啓介,石澤 有紀,上原 孝, 大矢 進, 金子 周司,木内 祐二,久米 利明,武田 泰生,田熊 一敞,成田 年