日本薬理学雑誌
最新号
第159巻 第6号 2024年11月
江橋賞
追悼
アゴラ
特集 疼痛制御機構におけるターゲット因子の探索とその機能解析
ストレスにともなう慢性疼痛の新たな治療標的としての長鎖脂肪酸受容体シグナル
慢性疼痛でのアストロサイトにおける疼痛制御分子の機能解析に基づく創薬戦略
特集 子宮内膜症の病態解明と画期的な新薬開発に向けた新たな視点
ドラッグリポジショニングをめざした子宮内膜症非ホルモン性治療の検討
特集 短鎖ペプチドを用いた凝集性タンパク質を原因とする神経変性疾患治療薬開発
アミロイドβを分解するJAL-TA9(低分子酵素ペプチド)の発見
JAL-TA9のアルツハイマー病モデルマウスの認知機能改善作用
アミロイドβに対する凝集抑制・乖離促進作用を有する短鎖ペプチドのアルツハイマー病治療薬としての可能性
創薬シリーズ(8)創薬研究の新潮流63 ~ベンチャーが拓く創薬研究~
創薬・薬理研究のための結合化合物およびタンパク質のクイックスクリーニング
新薬紹介総説
新規原発性手掌多汗症治療剤オキシブチニン塩酸塩ローション(アポハイド®ローション20%)の薬理学的特性及び臨床試験成績
共有結合型不可逆的FGFR1~4阻害薬Futibatinib(リトゴビ®錠4 mg)の薬理学的特性および臨床的有用性
部会報告/研究室訪問
第150回日本薬理学会関東部会/東京慈恵会医科大学 医学部 疼痛制御研究講座
第145回日本薬理学会近畿部会/広島国際大学 薬学部 病態薬理学研究室
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執筆の手引き
日本薬理学雑誌沿革
本誌は、当時の京都帝国大学教授森島庫太博士の同大学教授在職 25 周年(1925年)を機に、薬理学領域における研究業績を収載して薬理学の進歩発達に貢献し、併せて同教授の学徳を記念するため、門下生一同が拠出した基金の利息の補助により同年11月20日に創刊されました。その後、第14回日本薬理学会(1940年5月)における議決を経て、1941年1月号(第31巻第1号)から日本薬理学会の機関誌となり、当初は前記同博士記念会および東京帝国大学名誉教授 林 春雄博士を委員長とする薬理研究会より刊行援助金を受けていました。また、1944年には、1929年から慶應義塾大学薬物学教室により刊行されていた「実験薬物学雑誌」が本誌に統合されました。本誌は第39巻までは日本薬物学雑誌の名称でしたが第40巻より日本薬理学雑誌と改題しました。(詳細は、本誌 95(1), 1-5, 1990)
会誌編集委員会
広報委員長兼会誌編集委員長
木内 祐二
会誌編集委員
石澤 啓介・岩本 隆宏・大矢 進・加藤 百合・諫田 泰成・坂本 謙司・千葉 彩乃・中川 貴之・吉川 雄朗