学会誌
日本薬理学雑誌
最新号
第160巻 第6号 2025年11月
特集 細胞膜微小環境から紐解く「しなやかさ」生物学の幕開け
細胞機能における“しなやかさ”の制御因子としてのリン脂質の役割
哺乳類心筋におけるT管膜微小環境の力学応答とその破綻──“しなやかさ” の構造基盤としての意義
心臓の『しなやかさ(Resilience)』を育み保つTRPV2の役割
実験技術
創薬シリーズ(8)創薬研究の新潮流68
キーワード解説
部会報告/研究室訪問
執筆の手引き
日本薬理学雑誌沿革
本誌は、当時の京都帝国大学教授森島庫太博士の同大学教授在職 25 周年(1925年)を機に、薬理学領域における研究業績を収載して薬理学の進歩発達に貢献し、併せて同教授の学徳を記念するため、門下生一同が拠出した基金の利息の補助により同年11月20日に創刊されました。その後、第14回日本薬理学会(1940年5月)における議決を経て、1941年1月号(第31巻第1号)から日本薬理学会の機関誌となり、当初は前記同博士記念会および東京帝国大学名誉教授 林 春雄博士を委員長とする薬理研究会より刊行援助金を受けていました。また、1944年には、1929年から慶應義塾大学薬物学教室により刊行されていた「実験薬物学雑誌」が本誌に統合されました。本誌は第39巻までは日本薬物学雑誌の名称でしたが第40巻より日本薬理学雑誌と改題しました。(詳細は、本誌 95(1), 1-5, 1990)
会誌編集委員会
広報委員長兼会誌編集委員長
木内 祐二
会誌編集委員
石澤 啓介・岩本 隆宏・大矢 進・加藤 百合・諫田 泰成・坂本 謙司・千葉 彩乃・中川 貴之・吉川 雄朗