学会誌

日本薬理学雑誌
最新号
第160巻 第3号 2025年5月

アゴラ
特集 薬理学-免疫学-構造生物化学から視る新たながん治療戦略
グリオーマにおけるケモカインおよびその受容体の役割~免疫療法の開発に向けて~
特集 異分野融合で挑む薬剤耐性菌感染症に対する新規治療法の開発
医療ビッグデータを活用した薬剤耐性菌感染症治療薬の適正使用の推進
AMR(薬剤耐性)に立ち向かうための細菌感染症治療薬開発に向けた取り組み
実験技術
GRABセンサーを用いた神経修飾物質の生体内リアルタイム測定
創薬シリーズ(8)創薬研究の新潮流65 ~ベンチャーが拓く創薬研究~
AI民主化時代のベンダーの役割―画像解析技術の創薬プロセス応用への挑戦と協創―
新薬紹介総説
新規カルシウム感知受容体作動薬ウパシカルセトナトリウム水和物(ウパシタ®静注透析用)の薬理特性と臨床試験成績
最近の話題
コレスポンデンス
執筆の手引き
日本薬理学雑誌沿革
本誌は、当時の京都帝国大学教授森島庫太博士の同大学教授在職 25 周年(1925年)を機に、薬理学領域における研究業績を収載して薬理学の進歩発達に貢献し、併せて同教授の学徳を記念するため、門下生一同が拠出した基金の利息の補助により同年11月20日に創刊されました。その後、第14回日本薬理学会(1940年5月)における議決を経て、1941年1月号(第31巻第1号)から日本薬理学会の機関誌となり、当初は前記同博士記念会および東京帝国大学名誉教授 林 春雄博士を委員長とする薬理研究会より刊行援助金を受けていました。また、1944年には、1929年から慶應義塾大学薬物学教室により刊行されていた「実験薬物学雑誌」が本誌に統合されました。本誌は第39巻までは日本薬物学雑誌の名称でしたが第40巻より日本薬理学雑誌と改題しました。(詳細は、本誌 95(1), 1-5, 1990)
会誌編集委員会
広報委員長兼会誌編集委員長
木内 祐二
会誌編集委員
石澤 啓介・岩本 隆宏・大矢 進・加藤 百合・諫田 泰成・坂本 謙司・千葉 彩乃・中川 貴之・吉川 雄朗