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第155巻 第3号 2020年5月
アゴラ
オリジナリティの高い研究による社会貢献
川尻 愼一 — 127
特集 薬物依存性形成メカニズム解明に対する薬理学的アプローチによる最新研究
序文
新田 淳美,金田 勝幸 — 129
物質依存治療候補薬としてのGIRKチャネル阻害薬の臨床研究
古田島(村上) 浩子,池田 和隆 — 130
ストレスによるコカインに対する欲求の増強機構
金田 勝幸,出山 諭司,李 雪婷,張 彤,笹瀬 人暉 — 135
新規薬物依存関連遺伝子Shati/Nat8l およびTMEM168
新田 淳美 — 140
飲酒量低減薬ナルメフェンの薬理学的特徴―アルコール依存症とオピオイド受容体―
大木 雄太 — 145
特集 先端的バイオ医薬品を目指した薬理学研究の新たな展開
序文
西堀 正洋,谷内 一彦 — 149
先端的がん特異的抗体創製基盤技術開発とその臨床応用
加藤 幸成 — 150
血漿タンパク質histidine-rich glycoprotein の多彩な機能と敗血症マーカー・治療薬としての臨床応用
和氣 秀徳,西堀 正洋 — 155
タンパク質医薬品開発のためのポジトロン放出核種標識タンパク質
原田 龍一,盛戸 貴裕,谷内 一彦 — 159
特集 Cardio-oncologyの潮流と新たな展開
序文
上園 保仁,諫田 泰成 — 164
腫瘍循環器学―がん治療ならびにがん悪液質によって起こる心機能障害発現メカニズムの解明―
野中 美希,上野 晋,上園 保仁 — 165
新たな抗がん薬の心毒性評価法の開発と国際動向
佐塚 文乃,諫田 泰成 — 171
抗がん薬による心筋細胞障害とDNA損傷応答
細田 洋司 — 175
重要性を増すcardio-oncology:新たな学際領域研究の現状と今後の方向性
佐瀬 一洋 — 179
連載 これからの薬理学教育を考える
iPadを用いた動物実習シミュレーターの活用と今後の薬理学実習のあり方について
和田 孝一郎,臼田 春樹,田中 徹也,岡本 貴行 — 185
新薬紹介総説
新規パーキンソン病治療薬ラサギリンメシル酸塩(アジレクト®錠)の薬理学的特徴と臨床効果
永井 将弘,服部 信孝 — 187
最近の話題
炎症に伴う食欲不振における分界条床核の役割
出山 諭司 — 195
リレーエッセイ
マークミスから始まった薬理学研究
尾山 実砂 — 196
新教授紹介
197頁 中川 崇,永井 拓
前綴込 理事長挨拶,会員へのお知らせ,年会案内(第1 報),部会案内
表3 役員一覧