公益社団法人日本薬理学会
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バックナンバー

第157巻 第5号 2022年9月

アゴラ

若くなくなってしまった人から若い人へ
小原 祐太郎 — 283

特集 難治性喘息治療への新たな挑戦


神沼 修,林 啓太朗 — 285

ドラッグリポジショニングによるステロイド抵抗性克服とその臨床応用
黨 康夫 — 286

重症喘息のステロイド抵抗性とその制御
森 晶夫,神山 智,大友 暁美,山口 美也子,組谷 智恵美,岩本 圭右,矢野 光一,藤田 教寛,岩田 真紀,永山 貴紗子,劉 楷,中村 祐人,濱田 祐斗,渡井 健太郎,上出 庸介,福富 友馬,関谷 潔史,松元 幸一郎,谷本 安,小林 信之,大友 隆之,神沼 修 — 293

難治性喘息における2型自然リンパ球(ILC2)の病的変化
奈邉 健 — 299

L-type amino acid transporter 1(LAT1)特異的阻害薬による難治性気管支喘息治療の可能性
林 啓太朗,神沼 修 — 305

特集 腸内細菌と心血管疾患:新たな病態機序

序文
山脇 英之 — 310

腸内フローラと生活習慣病:高血圧症の新たな病態生理を探る
向田 昌司,水野 理介,尾崎 博 — 311

腸内細菌由来物質と血管機能:インドキシル硫酸とトリメチルアミン-N-オキシドに着目して
松本 貴之,田口 夏芽,吉岡 円,長田 友恵,田口 久美子,小林 恒雄 — 316

臓器間ネットワークと腸内細菌に関する最近の話題
小野 尚重,東 泰孝 — 321

特集 薬理学における動物実験代替法の新たなる技術展開

序文
吉山 友二,秋田 正治 — 325

日本における動物実験代替法の歴史ならびに動向
秋田 正治,吉山 友二 — 326

MPS開発研究の最動向と実用化
酒井 康行,木村 啓志 — 330

化学物質の経皮吸収性予測
藤堂 浩明 — 335

動物実験によらない免疫毒性評価の国際動向―新方式の開発に向けて―
小島 肇夫,足利 太可雄 — 340

In chemico皮膚感作性試験:ADRAの開発とOECDテストガイドライン化
笠原 利彦,藤田 正晴 — 345

特集 コバレント創薬の新たな可能性

序文
西田 基宏,上原 孝 — 351

環境化学物質1,2-ナフトキノンによるEGF受容体への作用メカニズム
土田 知貴,上原 孝 — 352

Gタンパク質共役型受容体を標的としたコバレント創薬
近藤 萌,西山 和宏,西村 明幸,加藤 百合,西田 基宏 — 356

反応創発で切り拓くコバレントドラッグ創薬
王子田 彰夫 — 361

配位ケモジェネティクスによるグルタミン酸受容体の活性制御
三浦 裕太,小島 憲人,清中 茂樹 — 366

実験技術

見たいものを見える化する非線形ラマン散乱顕微鏡の薬理学研究への応用
塗谷 睦生 — 371

新薬紹介総説

T細胞性リンパ腫治療薬 デニロイキン ジフチトクス(遺伝子組換え)(レミトロ点滴静注用300 μg)の非臨床研究と臨床試験成績
椎葉 洋之,武知 厚吏,朝倉 省二,川口 崇,佐藤 誠孝 — 376

最近の話題

システイン以外のアミノ酸残基を標的とする不可逆阻害薬
田村 朋則 — 383

コバレントドラッグ創薬によるアンドラッガブル標的の攻略
渕田 大和 — 384

TSPO PETはミクログリア活性化のバイオマーカーなのか?
原田 龍一 — 385

ケタミンの即効性抗うつ作用の神経回路メカニズム
篠原 亮太 — 386

オルガノイドを活用した患者由来モデルによる臨床分子病態学研究の進展
葛巻 直子 — 387

新教授紹介
388頁    濵村 和紀

前綴込    役員候補者選挙,常置委員会委員選挙実施のお知らせ,新学術評議員・シニア会員の申請について
表3      役員一覧

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