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平成28年度第6回理事会報告
2017.10.27日 時:平成28年12月16日(金) 13時〜16時30分
場 所:ステーションコンファレンス東京「503A」(東京都千代田区)
出席者:理事長,理事16名,監事2名,オブザーバー3名
議 事
1.理事長より,会員へのサービスや理事会活動等を維持するためには,事務局を存続させるほうが良いと判断されること,財務シミュレーションにより,会費収入が現状の90%あるいは80%に減少しても事務局を維持することは可能との見込みが示されたことを受けて,「2019年(平成30年)以降も学会事務局を継続する」ことが理事会に提案され,承認された.今後は職員の確保と,将来の学会の状況変化に対応可能な雇用体系の構築と常勤職の給与体系について検討を行う.
2.理事長より,平成29年度は,第18回国際薬理学臨床薬理学会議(WCP2018)開催の前年となるため,組織委員会と協力してWCP2018に向けた準備を進めて行くこと,これを契機として薬理学会の更なる活性化を図ることを重点目標におく事業計画案が提示され,本事業計画に基づく収支予算とともに承認された.定款第45条により,本事業計画及び収支予算書を事業年度開始の前日(平成28年12月31日)までに内閣府に提出する.
3.学術評議員会選出理事の任期中の部会異動について,定款施行細則第10条に「学術評議員会選出理事が任期中に他部会に転出したときは,転出後の部会で学術評議員としての資格を有する.ただし,部会を転出した後も,選出された部会の理事として職務を行う.」とする第2項を追加して,理事の職務を明確にする変更案が承認された.
4.第92回年会は第32回日本医学会総会中部の開催に合わせて,近畿部会で開催することとし,第92回日本薬理学会年会長として大阪大学大学院医学系研究科の金井好克教授が提案され,承認された.
5.JPS優秀査読者賞規定に基づき4名を優秀査読者賞受賞者に決定した.
6.江橋賞選考委員会答申に基づき,第10回江橋賞受賞者を決定した.
7.賞等選考委員会答申に基づき3名を第32回学術奨励賞受賞者に決定した.
8.平成29年度の薬理学振興助成事業として1) 市民公開講座,2) ダイバーシティ推進ランチョンセミナー2017,3) 第90回年会若手研究者キャリア支援プログラム(仮),4) 第90回年会講演の動画配信,5) 第90回年会レギュラトリーサイエンスランチョンセミナー,の5件を承認した.
9.平成29年度に就任する名誉会員候補者3名,永年会員候補者9名を平成29年度の総会に推薦することを承認した.
10.平成29年度会費からシニア会費の適用を希望する申請者15名全員にシニア会費を適用することを承認した.
11.平成28年7月1日から11月30日までの新入会希望者316名全員の入会を承認した.
12.平成28年度は代議員選挙に加えて平成30年4月に就任する役員候補者,常置委員の選挙がWeb投票により行われた.代議員選挙及び役員候補者推薦においては投票率が前回よりも上昇したが,役員候補者選挙及び常置委員選挙は投票期間を延長したにも関わらず,前回の郵送投票より7.1ポイント下回る46.5%にとどまった.
13.本会が導入する会員管理システムが動作するプラットホームがマイクロソフトのサポート終了を迎えるため,三社から提出された新会員管理システムの提案書及び見積書を精査した結果,ワンネット社のものを導入することが承認された.また,学会の業務がIT環境と切り離しては考えられないことから,ホームページ(HP)管理を含むIT対応にあたる組織として, ITワーキングを立ち上げることが提案され,承認された.