公益社団法人日本薬理学会
The Japanese Pharmacological Society

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平成30年度第5回理事会報告

2019.05.15

日 時:平成30年7月1日(日) 12時30分〜14時20分
場 所:国立京都国際会館 Room-I(京都市左京区)
出席者:理事長,理事15名,監事2名,オブザーバー3名

議 事

・理事長および常務理事会の提案事項として,ⅰ)本会の会員管理システムを構築したワンネット社に事務局会員管理業務のサポートを委託する交渉を行っていること,ⅱ)今後の事務局体制の在り方についてワンネット社のサポート契約と並行する形で検討を進めること,ⅲ)国際情報発信科学研究費の中間評価を受けて,今後の補助金獲得に向けた新たな取り組みを検討することが報告された.

・第94回年会開催部会は,開催回数及び開催間隔の観点から北部会とすることを決定した.

・現理事の中から役員選考委員を選出する場合の方針を明文化した役員選考委員会規定変更案,変更案に基づく役員選考委員会構成案を承認した.

・平成30年第4回理事会において2020年に就任する役員候補者等選挙の1年前倒しが決定したことを受けて,北部会と西南部会は現行規定に定められている「繰り上げる次点者の発表数」では委員の不足が懸念されるため,1)常置委員会委員選挙の結果については,当選者に加えて次点者から北部会と西南部会においては部会委員定数と同数,関東部会と近畿部会においては部会委員定数の3分の2までの得票者の順位と得票数を発表する役員等選挙実施規定変更案を承認した.
合わせて学会ホームページに掲載しているCOI申告書様式1-B(学術講演時に申告すべきCOI状態がある場合)の開示例の変更案を承認した.
Web選挙では新会員管理システム(新システム)を使用するため,投票率向上に向けて,会員への周知を徹底する.

・編集委員会が選定した下記2編の論文を第23回JPS優秀論文賞受賞論文とすることを承認した.
○Vol. 127, No. 1 pp. 117-126(2015)
Glutamine protects against cisplatin-induced nephrotoxicity by decreasing cisplatin accumulation
筆頭著者: Hyun-Jung Kim( Gyeongsang National University)
○Vol. 127, No. 3 pp. 237-243 (2015)
Involvement of TRPM2 in a wide range of inflammatory and neuropathic pain mouse models
筆頭著者: 宗 可奈子(京都大学)

・新教授紹介欄に,研究所などで教授に相当する職位に就く会員の紹介記事を掲載することを広報委員会判断で進めることを決定した.

・薬理学エデュケーター制度について,出願資格に名誉会員と永年会員を追加することを決定した.

・出願期間は毎年6月1日から30日まで,委員会の審査,12月の理事会承認を受けて認定資格が決定される.

・有効期間は認定決定の翌年1月1日から5年間である.登録更新に必要なイベント参加のポイントは2019年3月の年会から付与を開始し,部会,新薬理学セミナーの参加にもポイントが付与される.

・2018年度の看護薬理学カンファレンスは,薬理学振興助成事業として秋の2部会(第139回関東部会,第71回西南部会)で開催される.看護薬理学セミナーは,日本看護研究学会からの要望を受けて第44回学術集会で開催される.セミナー等を継続しながら,今後も看護系の組織や学会との連携を図っていく.

・平成30年4月1日から5月31日までの新入会希望者41名が提示され,理事会は全員の入会を承認した.

・第92回年会の準備状況が報告された.

・第93回年会の準備状況が報告された.

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