公益社団法人日本薬理学会
The Japanese Pharmacological Society

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平成25年度第4回理事会報告

2013.12.17

日 時:平成25年7月28日(日) 14時〜17時
場 所:八重洲富士屋ホテル 5階 「つばき・あずさ」(東京都中央区)
出席者:理事長,理事14名,監事1名,オブザーバー2名

議 事

1.検討委員会第二次答申
事務局体制検討委員会及び出版業務検討委員会より,前回理事会以降の検討結果が第二次答申として報告された.
・事務局の委託先には現在2者が候補に選定されている.信頼できる委託業者を選定し,1)会員管理上の必要項目を検討して委託先の会員管理システムと現行の会員管理システムでダブルランニングを行う,2)並行して事務局業務の簡素化を進めたうえで業務委託費を決定し契約へと進める,平成27年4月に完全移行とするスケジュールである.
・出版業務検討委員会は,JPSの出版形態変更を先行させることを決定し,平成27年より全面電子化する予定で,外資を含む複数の候補の中から委託先を選定中である.また,日薬理誌出版業務は,事務局業務の委託先と同一業者とする方針で検討を進めている.

2.諸規則について
・定款を除く本会の諸規則は,定款施行細則第58条により理事会の議決で制定や改廃を行うが,諸規則管理規定第3条に定める「規定」と「規則」に差異がなくなったため,「規定」は広く会員に適用され周知されるべきもの,「規則」は重要な内部管理事項を定めるもの,に再編することを決定した.規定の変更及び規定の運用細則変更は,学術評議員会及び総会で報告し,会員に周知する.
・寄附金の受入れ方針(ガイドライン)を制定し,寄附金受入れに関して「寄附者の要件」,「寄附の条件」を明文化した.寄附者名での基金創設は1,000万円以上,運用収入への繰入れは10万円未満とする等,基準額を設定した.本年4月に会員から受け入れた寄附金100万円は,薬理学振興基金の褒賞基金に繰り入れることを決定した.

3.平成26年4月からの消費税率引上げによる出版関連収入の価格設定について, 1)和英両誌それぞれの年間購読料(和文誌12,000円/年,英文誌20,000円/年)と月刊雑誌のそれぞれの単価(和文誌1,100円/冊,英文誌1,600円/冊)については総額を変更せず,消費税率引上げ分は本会負担とする, 2)その他の出版関連収入は本体価格を変更せず,改定後の消費税率に基づく請求を行う,ことを決定した.

4.会員への広報機能を日薬理誌からホームページに移行する試みが進んでいるが,ホームページに掲載された「会員へのお知らせ情報」を1ヵ月ごとにA4判1頁程度にまとめ日薬理誌の巻頭に掲載する.

5.国際交流について
・ASCEPTのPeter Molenar教授の要請を受けて,平成25年12月1日〜4日にオーストラリアのメルボルンで開催されるASCEPT2013に飯野正光教授を講演者として派遣する.次回,日本側がASCEPTから講演者を招へいする交流は第88回年会(年会長:今泉祐治教授)の予定である.
・南アフリカ共和国で開催されるWCP2014の講演者に井上和秀教授,貝淵弘三教授,金井好克教授が決定しているが,8月の参加登録開始に向けて日本からの参加者を増やすために協力することを決定した.
・WorldPharma2018の京都開催に向けて日中,日韓の協力は重要であるが,交流シンポジウムの開催が主宰者の負担増とならないよう,年会との共催を含めた開催の在り方を検討することを確認した.

6.平成25年5月〜平成25年6月の新入会者56名の入会を承認した.

7.その他
・学術評議員会の出欠の連絡をWeb上で行うことが決定しており,その連絡手段としてE-mailが必須である.学術評議員に限定せず,会員お知らせ画面,日薬理誌広報頁で一般会員にも会員情報の登録を呼びかける.
・日本医学会から企業主催・共催の招へい講演者に発表時のCOI開示を求めるよう通達があり,年会,部会のランチョンセミナーで講演者のCOI開示を周知する.
・第88回年会は,平成27年3月18日(水)から20日(金)に名古屋国際会議場で開催予定である.
・次回理事会は,11月30日(土)正午より,東京で開催する.

以上

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