公益社団法人日本薬理学会
The Japanese Pharmacological Society

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平成29年度第4回理事会報告

2018.09.06

日時:平成29年12月8日(金) 13時〜16時45分
場所:ステーションコンファレンス東京「605A」(東京都千代田区)
出席者:理事長,理事17名, 監事2名,オブザーバー3名

議 事

1.理事長より,理事会に先立ち常務理事会を開催し1)第18回国際薬理学・臨床薬理学会議(WCP2018)開催後の日本薬理学会・日本臨床薬理学会の連携を継続してゆくこと,2)日薬理誌が会員の情報誌として今後も現在の発行状況を維持できるよう,広告代理店との交渉や見直しも含めた検討を行うこと,3)役員等選挙をもう1回前倒しで実施したうえで,選挙スケジュール前倒しの良し悪しを判断すること,4)事業を行う委員会(編集,広報,研究推進,企画教育,年会学術企画,国際対応各委員会)には,財務委員を兼務する委員を置くことの検討がなされたことが報告された.理事会は常務理事会の検討結果を踏まえ,いずれも次期への申し送り事項とすることを決定した.

2.理事長より,平成30年度の事業計画案が提示され承認された.平成30年は7月にWCP2018が開催される.WCP2018組織委員会及び日本臨床薬理学会と協力して国際会議を成功させること,薬理学会の更なる活性化を図ることを重点目標においた事業計画案である.定款第45条により事業年度開始の前日(平成29年12月31日)までに,平成30年度収支予算書とともに内閣府に提出することを決定した.

3.第93回日本薬理学会年会長として横浜市立大学医学部の五嶋良郎教授が提案された.出席理事16名による信任投票の結果,全会一致で五嶋良郎教授を第93回年会長に決定した.

4.1)利益相反(COI)に関する指針,2)利益相反(COI)マネージメント施行細則,3)役員等選挙実施規定,の各変更案を承認した.変更内容は以下のとおりである.

・利益相反(COI)に関する指針及び利益相反(COI)マネージメント規則の主要な変更点は,1)申告を必要とする対象者の申告すべき対象期間が,それぞれが起点とする過去1年から過去3年に延長されたこと,2)一つの企業・団体からの講演料及び一つの企業・団体からの原稿料の申告すべき金額の年間合計がそれぞれ100万円以上から50万円以上に引き下げられたこと,3)学術集会等での発表では,抄録提出時の申告書提出のために,申告書様式を定めたこと,である.抄録提出時のCOI申告は,年会が第92回年会から,部会は2018年春の第133回近畿部会から実施する.

・役員等選挙実施規定の変更は,常置委員選挙における同票得票者に順位をつける必要があるときに1)女性,2)年少者の順に上位とし,女性の参画を奨めるための変更である.

5.JPS優秀査読者賞規定に基づき2名を優秀査読者賞受賞者に決定した.

6.江橋賞選考委員会答申に基づき,第11回江橋賞受賞者を決定した.

7.賞等選考委員会答申に基づき3名を第33回学術奨励賞受賞者に決定した.

8.平成30年度の薬理学振興助成事業として1)市民公開講座,2)次世代薬理学セミナー(仮称),3)看護薬理学カンファレンス2018,4)「日本の薬理学研究の世界貢献(仮称)」パンフレット作成,の4件を承認した.

9.平成30年度に就任する名誉会員候補者7名,永年会員候補者8名を平成30年度の総会に推薦することを承認した.

10.平成30年度会費からシニア会費の適用を希望する申請者8名全員にシニア会費を適用することを承認した.

11.平成29年7月1日から11月30日までの新入会希望者121名が提示され,理事会は全員の入会を承認した.

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