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平成29年度第3回理事会報告
2018.01.13日 時:平成29年7月7日(金) 13時〜16時30分
場 所:ステーションコンファレンス東京「605-A」(東京都千代田区)
出席者:理事長,理事15名,監事1名,オブザーバー2名
議 事
・理事長および常務理事会が提案する規則の制定・変更を承認した.1)事務局常勤職員の給与を経験,年齢等を加味した基本額に10時間の時間外労働に対する割増賃金を加算した賃金12ヵ月分相当額の年俸制とする「事務職員規則」の制定,2)再雇用の年限を原則65歳とするが,事務局運営上必要があれば65歳以降も雇用を可能とする「定年職員の再雇用に関する規則」の変更,3)年会会計が赤字で決算するときの補填上限額(現在250万円)の設定を廃止し,援助の妥当性を審議する基金運営委員会が補填額を決定する「学術講演基金運用規定」の変更,および年会会計が公益目的事業の学術集会等開催事業会計に区分されることを明記し,規則内の「年会基金」の名称を「学術講演基金」と現状に合わせる「年会会計運用規則」の変更,4)定款施行細則は,入会申請時の学術評議員の推薦を署名から電子的方法とするための第1条の変更,新学術評議員の申請要件を会員歴継続5年以上とする第29条の変更,国際対応委員会を特別委員会として第41条に追加する変更である.
・平成30年の通常総会は,平成30年3月10日に第138回関東部会(三澤日出己部会長)で開催することが決定している.総会では第90回年会で選出された役員を選任の後,新理事会を開催し新理事長を選出する.毎年会時に行われる江橋賞受賞者や学術奨励賞受賞者の表彰および受賞講演はWCP2018のシンポジウムの一コマで行う.
・平成30年度に就任する役員は,1年前倒しの選挙スケジュールにより第90回年会学術評議員会で既に選出されている.候補者となってから就任までに1年間の準備期間があり,次期理事会構想の観点からも効果的と考えられるため,1年前倒しのスケジュールを含む今後の選挙の在り方について,12月の理事会で意見を集約し,次期に申し送る.
・新会員管理システム(新システム)は8月1日に稼働する.新システムでは会員自らが氏名,所属等で検索を行い,対象の情報を画面に表示できるWeb名簿が採用されるため,これまで印刷体で発行してきた会員名簿は平成29年度より発行を取りやめる.
・本会の遊休財産額は,公益目的事業費の減少次第では,遊休財産規制(公益社団法人の遊休財産は保有上限額を上回ってはならない)に抵触する危険性があるため,遊休財産額の適正化に向けて,財務委員会で検討する.
・JPS誌利用者ライセンスの条件変更を目的とするJPSとElsevierの第一修正契約が成立したことから,日薬理誌平成30年1月号の特集記事より,JPS Supplementである年会英文抄録の掲載を開始する.
・第22回JPS優秀論文賞受賞論文2編を承認した.
・平成30年のWCP2018開催に伴い,各国薬理学会との交流が促進されることから,JPSを紹介する英語版パンフレット冊子を作成し,WCP2018の参加者に配布する.パンフレットは和英どちらもホームページからダウンロードできるようにする.財源は薬理学振興基金とする予定である.
・薬理学エデュケーター制度導入や新しい分野の取り込みの一環で,本会で使用されている専門分野のカテゴリー表に新たな項目を追加することおよび追加項目の候補を企画教育委員会で検討する.
・定款施行細則第29条の変更に連動して,学術評議員申請の際の研究歴に関わる条項および文言を削除する新学術評議員選考規定の変更および新学術評議員推薦書式の変更が承認された.平成29年の申請より適用する.
・平成29年3月1日から平成29年6月30日までの新入会希望者113名全員の入会を承認した.
・第92回年会は平成31年(2019年)3月14日(木)から16日(土)まで,大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催する.
・第93回年会担当部会を関東部会とすることを決定した.
・WCP2018のプログラムのシンポジウム枠に5コマの余裕ができたため,1コマを日本薬理学会次世代の会に,日本薬理学会と日本臨床薬理学会それぞれに2コマずつを充てることを決定した.